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Profile | プロフィール

よしだ・こういちろう/株式会社クラウドワークス代表取締役社長兼CEO
1974年兵庫県神戸市生まれ。東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグシビションジャパンなどを経て、株式会社ドリコム執行役員として東証マザーズ上場後に独立。ベトナムへ事業展開し、日本とベトナムを行き来する中でインターネットを活用した時間と場所にこだわらない働き方に着目、2011年株式会社クラウドワークスを創業、2014年東証マザーズ上場。2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞受賞。著書に「クラウドソーシングでビジネスはこう変わる」(ダイヤモンド社)「世界の働き方を変えよう」(総合法令出版)がある。

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東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグシビションジャパンなどを経て、株式会社ドリコム執行役員として東証マザーズ上場後に独立。ベトナムへ事業展開し、日本とベトナムを行き来する中でインターネットを活用した時間と場所にこだわらない働き方に着目、2011年株式会社クラウドワークスを創業、14年マザーズ上場。15年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞受賞。著書に『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる』(ダイヤモンド社)、『世界の働き方を変えよう』(総合法令出版)がある。

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よしだ・こういちろう/株式会社クラウドワークス代表取締役社長兼CEO
1974年兵庫県神戸市生まれ。東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグシビションジャパンなどを経て、株式会社ドリコム執行役員として東証マザーズ上場後に独立。ベトナムへ事業展開し、日本とベトナムを行き来する中でインターネットを活用した時間と場所にこだわらない働き方に着目、2011年株式会社クラウドワークスを創業、2014年東証マザーズ上場。2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞受賞。著書に「クラウドソーシングでビジネスはこう変わる」(ダイヤモンド社)「世界の働き方を変えよう」(総合法令出版)がある。

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東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグシビションジャパンなどを経て、株式会社ドリコム執行役員として東証マザーズ上場後に独立。ベトナムへ事業展開し、日本とベトナムを行き来する中でインターネットを活用した時間と場所にこだわらない働き方に着目、2011年株式会社クラウドワークスを創業、14年マザーズ上場。15年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞受賞。著書に『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる』(ダイヤモンド社)、『世界の働き方を変えよう』(総合法令出版)がある。

NEWS | ニュース

1) まずは「クラウドワークス」について教えてください

“クラウドソーシング”と呼ばれる分野のサービスにおける、日本最大級のプラットフォームです。“群衆=クラウド”に対してアウトソースするという言葉で表されるように、従来、企業に対して外注化していた仕事を、インターネットを介して個人に発注する仕組みを提供しています。なぜ、今まで企業は個人に仕事を発注してこなかったのか、分かりますか? それは、銀行の融資やクレジットカードの例においても理解できるように、20世紀の日本では信用情報というものが個人ではなく、企業に集まっていたからにほかなりません。
私たちは、個人のスキルを“信用”というカタチで見える化し、本サービスを利用する企業に安心を提供しています。現在、仕事の種類は188種にまでおよび、WEBプログラミングからデザイン、執筆からデータ入力、パワーポイントによる資料作成、筆書きまでと非常に広範囲に渡っています。

2) “働き手”として登録されている方々の特徴とは?

私たちが「クラウドワーカー」と呼んでいる働き手の方々は無料で会員登録が可能となっており、下は18歳から上は最高齢85歳まで。現在の登録者数はまもなく60万人にまで達する勢いとなっています。
従来のネット副業のような“小遣い稼ぎ”とは異なり、本格的な仕事が発注されるという特徴があります。このクラウドワークの仕事だけで年収1000万円を実現している人も登場しています。定年退職を迎えて企業をリタイアされた方がこれまでのスキルを活かし、やりがい持って働くことができる第二のステージを提供したり、出産・育児のためにこれまでのキャリアを諦めざるを得なかった女性が空いている時間を活用、月額2万円の契約を10社と交わすなど、さまざまな人がさまざまなカタチで仕事に取り組んでいます。
個人のスキルにフォーカスし、従来の“仕事の流れ”を根本から大きく変えたという意味で、まさに“働き方革命”を起こしたと自負しています。

3) クラウドサービスを利用する企業側のメリットとしては、どのようなものがあげられますか?

企業ではなく個人にアウトソースすることで、コストダウンを図ることができます。また、最短15分で外注先を見つけることができるスピード感にも定評がありますね。これまではクオリティの担保という観点から、企業が個人に発注するのは難しい部分もありました。ところがクラウドワークスでは、登録者の業務履歴や発注者からの評価が一目で把握できる。もちろん、登録時には本人確認書類の提出を義務づけているので、信頼性にまったく問題はありません。 また、最近は自社で解決できない課題を「オープンイノベーション」というカタチで解決しようという動きがあり、そのような場面においてもクラウドワークスを活用いただく企業が増えつつあります。市場調査からアイデア募集、そしてプロダクトデザインまで、商品開発のスキーム一式をクラウドソーシングで取り組む企業も現れています。商品開発の過程でユーザーに参加してもらうことで、共感を主体としたものづくりを進めることができるんです。

4) そもそも、クラウドワークスをはじめた経緯を教えてください

学生時代に演劇を志し、劇団を率いていたのですが、契約上の行き違いによって公演が中止になり、借金を抱えてしまったのです。お金と契約のことを軽視したことが、このような結果になったと反省、一念発起して大手電機メーカーの営業職としてビジネスの世界へ足を踏み入れました。
やがて誰かが作ったモノを売るのではなく、モノづくりも含めた仕事全体に関わりたいと考え、展示会を企画運営する会社に転職。この仕事は舞台作りと共通点もあってか力を発揮し、新事業の立ち上げも経験することになりました。
そしていよいよ、会社作りに興味が湧き、役員としてゲーム会社の骨格づくりに参画した後、33歳にして初めて自らの会社を立ち上げました。ところが、結論から言うと、その一回目の起業は失敗に終わりました。信頼していた役員が取引先を伴って離反してしまい、事業が立ちいかなくなったのです。

5) 非常にヘビーなご経験ですね

そして2010年末のある日、ひとりオフィスでぼんやりしている時に呼び鈴が鳴って、ある上場企業からお歳暮が届きました。失意の中、社会とつながっているという感覚が非常にありがたく、うれしかった。そこで、自分の人生の優先順位が明確に整理されました。「金儲けや名誉ではない、人生において最重要なのは人のために役に立って感謝されること、人とのつながりの中で活きること」と。
そこで自分が社会に役に立てることは何かと考え、これまでの仕事に就いて振り返ってみました。電機メーカーの営業にしても展示会のプロデュースにしても、何かそこにはない、誰も知らないような価値を人々に届ける仕事に従事してきました。演劇をやっていたときもそうなのですが、私は宮崎駿さんのようなアーティストにはなれないが、鈴木敏夫さんのようなプロデューサー的な役回りに向いている。全国に存在するアーティストを発掘して、それを必要とする企業に届けるというイメージができあがっていきました。
そして、このビジネスを始めるためにすべての退路を断とう、退路を断たなければこの先に道は開かれないとさえ思った。本当に大切なモノ、人に役に立ちたい、そして感謝されたいという信念以外はすべてを捨てて臨もうと決意し、あらゆる事業を畳んで車も売却。すべてをクラウドワークスに注ぎ込んだのです。“ほかのものはいらないから、この仕事だけはやらせてほしい”という、今までに感じたことのない心境でした。

6) あらためて日本の労働市場について思うところを教えてください

インターネットが存在しなかった20世紀においては、紙によって情報が管理されていました。紙を集めている人が情報の強者になる、すなわち個人より企業、企業より国と言う中央集権的なスタイルが確立されていました。個人の意見がオープンに社会に反映されることもなく、さらに情報の制限によるマネジメントが横行。個人は国や会社という傘の中で一方的に守られているだけの弱者でしかなかったのです。 ところがインターネットの登場により、国も企業も個人もフラットになった。個人が情報を得るスピードも企業のそれと変わらなくなったんです。フラットな社会となって、相対的に見ても個人の地位は上がっていきます。 個人の資産や信用がネットによって見える化されることで与信が溜まっていく。それこそ、クラウドワークスで仕事のスキルが見える化され、与信となっていくことと同じ図式となっているのです。

7) “働く”価値も大きく変わっていきますね

20世紀に貨幣が登場したことで、人々の間に“未来のために今を我慢しよう”という考えが生まれました。その日暮らしではなく、今を我慢すれば家が買える、今を我慢すれば年収があがると刷り込まれ続けて、先人たちは日本の高度成長時代を支えてきました。 ところが今では、たくさんのお金を手に入れたところで尊敬されるわけでもなく、必ずしも幸せになるとは限らない。価値観の揺りもどしが起こっているのです。貨幣のない時代のように今を毎日、モチベーションを高く楽しんで生きることがよいという価値観に移行しています。 だから、人と喜びを分かち合いながら働くということが求められるようになってきている。義務感にかられ必死に働くことに、まったく意味も意義もなくなっているんです。今、納得する仕事、仲間、貢献度など、この“今”というものに心が動いているかどうかが、働くうえで重要視される時代になっています。

8) 将来、人間の働き方はどのように変わっていくと予想されますか?

個人の仕事が増えると予想される一方で、仕事の総量自体は確実に減っていくと思っています。たとえば、イギリスの港湾部で代々受け継がれてきた荷卸しの仕事がコンテナの登場によってなくなってしまったり、家電製品の登場や進化によって、洗濯や食器洗いや掃除といった仕事もなくなってきています。 次になくなるのはファストフードの店員かもしれません。ひとりでシフトに入るワンオペが問題になっていますが、経営構造上、これ以上は人を投入できない、賃上げができないとなればロボット化される可能性は大いにありえます。このまま車の自動運転機能も進化すれば、運転や運搬という仕事もなくなるかもしれません。 ビジネスの世界は効率化の一途に向かって奈落の底に落ちていっているのです。こうなってくると「働くことって何だろう?」「人が生きるって何なんだろう?」という基本的命題に立ち返らざるを得なくなる。

9) 世の中が便利になることで、人間の生きがいや感動が失われていく?

さらに世の中が便利になったことで、“感覚のコンビニ化”が進んでいます。テクノロジーの進化によって家にいながらにしてナイアガラの滝の動画を高精細の液晶で見ることができるようになれば、わざわざ高い金をはたいて現地に行く必要はないと考える人もいるでしょう。一万円のお寿司を食べて得る感動と、1000円でもそこそこおいしいお寿司を食べて得る満足との間にどんな差があるのでしょう。ゴルフだって都内にあるシュミレーションマシンで充分だし、おいしいコシヒカリだって現地に行って食べなくても、ネットの産直販売で商品を購入できる。より高度化したビジネスによって用意された擬似的体験と実体験の間に差がなくなってくるのです。労働もなくなって、きちんとした体験もできなくなって、未来における笑顔って何だろう……という話になってしまう。
私たちがテーマとして掲げているのは「“働く”を通して人々の笑顔を提供する」というものです。それを実現するための中長期において考え、答えを出していくことが私たちに与えられたミッションであると考えています。今後も個人が働くインフラを確固たるものにすべく頑張っていきたいと思います。

TEXT:伊藤 秋廣

PHOTO:神藤 剛

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