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Profile | プロフィール

なかむら・さだひろ/トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長
1971年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、伊勢丹を経て2001年に「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ「Sign」をはじめ、「キャスキッドソン」、「ディーゼル」、「ジルスチュアート」、「メルセデス・ベンツ」など数多くのブランドのカフェや“世界一の朝食”として知られるシドニー発のレストラン「bills」やイルラエル発、NYなど世界的に人気で行列の絶えないチョコレートバー「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」の日本進出とその運営を行う。
2010年に世界最大級のSOHOオフィスビル「the SOHO」、2012年には東京スカイツリーの展望台、渋谷ヒカリエ、東急プラザ 表参道原宿などにもカフェやレストランを、2015年春にはNYの大人気ペストリー「ドミニクアンセルベーカリー」、台湾人気No.1のかき氷「ICE MONSTER」、ブリトーなどカジュアルメキシカンフードショップ「GYG」を上陸させ、表参道原宿にオープン予定。常に話題のスポットを生み出すヒットメーカーとして日々精力的に活動中である。グループ会社にイベント&ケータリング、コミュニケーションプランニング、人材紹介、プロパティマネジメント会社など。「中村貞裕式 ミーハー仕事術」が絶賛発売中。

株式会社トランジットジェネラルオフィス 公式HP

2001年「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ「Sign」をはじめ、「メルセデス・ベンツ」など数多くのブランドのカフェや、世界一の朝食として知られるシドニー発のレストラン「bills」、世界的に人気で行列の絶えないチョコレートバー「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」の日本進出とその運営を行う。常に話題のスポットを生み出すヒットメーカーとして日々精力的に活動中である。

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なかむら・さだひろ/トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長
1971年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、伊勢丹を経て2001年に「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ「Sign」をはじめ、「キャスキッドソン」、「ディーゼル」、「ジルスチュアート」、「メルセデス・ベンツ」など数多くのブランドのカフェや“世界一の朝食”として知られるシドニー発のレストラン「bills」やイルラエル発、NYなど世界的に人気で行列の絶えないチョコレートバー「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」の日本進出とその運営を行う。
2010年に世界最大級のSOHOオフィスビル「the SOHO」、2012年には東京スカイツリーの展望台、渋谷ヒカリエ、東急プラザ 表参道原宿などにもカフェやレストランを、2015年春にはNYの大人気ペストリー「ドミニクアンセルベーカリー」、台湾人気No.1のかき氷「ICE MONSTER」、ブリトーなどカジュアルメキシカンフードショップ「GYG」を上陸させ、表参道原宿にオープン予定。常に話題のスポットを生み出すヒットメーカーとして日々精力的に活動中である。グループ会社にイベント&ケータリング、コミュニケーションプランニング、人材紹介、プロパティマネジメント会社など。「中村貞裕式 ミーハー仕事術」が絶賛発売中。

株式会社トランジットジェネラルオフィス 公式HP

2001年「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ「Sign」をはじめ、「メルセデス・ベンツ」など数多くのブランドのカフェや、世界一の朝食として知られるシドニー発のレストラン「bills」、世界的に人気で行列の絶えないチョコレートバー「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」の日本進出とその運営を行う。常に話題のスポットを生み出すヒットメーカーとして日々精力的に活動中である。

1) トランジットジェネラルオフィス、およびトランジットグループの事業内容を教えて下さい

トランジットジェネラルオフィスは、飲食店やホテルなどのオペレーション事業とプロデュース事業を中心とした会社です。オペレーション事業は大きく3つに分けられ、「Sign」などの直営店の飲食事業、ブランドのカフェディーゼルの「Glorious Chain Café」や、メルセデス・ベンツさんの「Mercedes-Benz Connection / DOWNSTAIRS COFFEE」など、企業やブランドのフラッグシップショップカフェの飲食運営受託事業、そして「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」や「ICE MONSTER」など海外の飲食店とライセンス契約を結んで日本で営業するライセンス事業です。
一方、グループ会社としてはケータリング&イベント事業の「トランジット クルー」、不動産事業の「リアルゲイト」、人材紹介事業の「デパーチャー&パートナーズ」、デジタルワークス事業の「トランジットデジタルワークス」などを展開しています。

2) グループ会社も含めて幅広く手掛けていますが、そもそも起業のきっかけは?

もともと僕は伊勢丹の社員で、敏腕バイヤー・藤巻幸大さんのアシスタントだったんです。当初はとくに目的もなく、1年目にして辞めたいと考えていました。しかし、藤巻さんから「辞めるくらいなら好き勝手やってから辞めろ」と言われ、そこで始めたのが「ラウンジサロンパーティー」でした。藤巻さんの下で働いていると、いろんな業界の人と知り合うことができる。そんな彼らを集めて、毎週金曜日に交流を深めるパーティーを開催していました。
ところが、僕が30歳のときに藤巻さんが辞めることになり、自分の将来に迷いが生じました。というのも、当時の僕は伊勢丹で働いているというよりも「藤巻さんの下で働いている」という感覚だったので、会社に残る理由がなかったからです。結果、僕も退社を選び、思い切って起業することにしました。

3) 起業後の初仕事はカフェ「OFFICE」のオープンでした。数ある業種からなぜ飲食業を選んだのですか?

当初はイベント会社か飲食業で迷っていましたが、決め手となったのはちょうどこの時期に駒沢にオープンした「BOWERY KITCHEN」というカフェです。朝までお酒が飲めるという新しいタイプのカフェで「自分もこんな空間をつくりたい!」と思ったのがきっかけでした。
昔から僕は“人の集まる楽しい空間をつくること”が好きだったんです。中高時代は、文化祭の打ち上げを僕の部屋で開催するのが恒例行事になっていました。ピザなどのデリバリーを頼んだり、自分で選曲したカセットテープをつくって流したり、みんなで遊べるゲームを用意したり、カップル誕生に備えてツーショット撮影用のポラロイドカメラを用意したり……。そして場が盛り上がれば、僕はリビングに移動して漫画とかを読む(笑)。親から「部屋に戻らなくていいの?」と聞かれても、「盛り上がってるからいいんだよ」って感じでした。翌日、みんなから「楽しかったよ」と言われるのが、とにかく嬉しかったんです。

4) その後も「Sign」や「bills」をヒットさせましたが、ズバリ成功の要因は何でしょう?

“自分ができないことでも、人を巻き込んで実現する”を続けた結果だと思います。僕自身は飲食のバイト経験もなく、まったくの素人でした。でも、自分が分からないのならば、分かる人を巻き込めばいい。現在、ライセンスビジネスを行っていますが、僕はまったく英語を話せません。でも、話せないならば話せる人を連れて交渉すればいいわけです。
これは集客に関しても同様です。たとえばイベントを開催するとしたら、どれだけ友人・知人が多かったとしても、自分ひとりが呼べる人数には限界がありますよね。1回目のイベントは大勢が集まってくれるかもしれませんが、2回、3回と続けていくと、次第に呼ぶ人がいなくなってしまう。だから、僕の持っていない既存顧客に頼るんです。イベント内でファッションショーを企画したり、DJを招いたりすれば、出演モデルの友人やDJのファンが集まってくれますから。
「どれだけ多くの人を巻き込むか」という考えは、僕の原点と言っても過言ではありません。学生時代のイベントや伊勢丹時代のパーティー、そして起業後も、いつだって集客能力・PR能力の高いキャスティング・企画を練り続けてきました。

5) 多くの人を巻き込めば、それだけ集客も増えるし、仕事の幅も増えますね

その通りです。基本的に「仕事を断らない」がモットーなので、実現するためにとことん模索する。この方法で、僕はこれまで数々のチャンスを掴んできました。
たとえば、とあるホテルのカフェを手掛けた際、オーナーから「せっかくだからホテル業もやってみない?」とのお話をいただきました。ノウハウは皆無でしたが、僕はとにかくやりたかった。だから必死になてできる人を探し回り、敏腕の支配人を招くことができた。この結果、トランジットは「カフェを3つ運営する会社」から「ホテル運営もできる会社」へとレベルが上がったわけです。こうした作業の繰り返しによって、少しずつ会社が成長していきました。
多くの人は、自分の能力だけで仕事の限界を決めてしまいがちです。しかし僕の場合、協力者を含めたチーム体制で「どうやって実現するか」を考えている。だから「弊社は何でもできる!」という無敵のスタンスなんですよ。

6) 行動力の源は、いったいどこにあるんでしょう?

「好奇心」でしょうね。実は僕は“ミーハー魂全開”な人間なんです。スケボー、サーフィン、DJ、ギター……など、昔からあらゆるものに飛びついてきましたが、何ひとつとして長続きしなかった。そんな調子で大人になったとき、何も極めることができない自分に対して、コンプレックスを抱いたこともあります。しかし、いつしか周囲からは「デートスポットを教えて」「どこかオススメのお店ある?」などと尋ねられるようになっていた。「トレンド情報は中村に聞けば分かる」という状況ができあがっていたんです。
そこで気がついたのが「僕のミーハーな性格は、コンプレックスではなく“武器”なのでは?」ということ。もしも「100」という到達点があったとしたら、ひとつのことを突き詰めたスペシャリストは「100」を1個持っている状態です。でも、僕のようなミーハー人間でも「1」を100個持つことができれば、「100」に到達できる。「100×1」も「1×100」も同じ100ですよね。ならば、僕は自分のスタイルをとことん突き詰めて「1×1000」や「1×10000」を目指してやろうと考えるようになりました。
トランジットのような会社はスピードが重要で、飲食やトレンドはすぐに真似されてしまう業界です。だからこそ、良いなと感じたらどこよりも早く行動する必要がある。この行動力やスピードを生み出す要素が、好奇心やミーハー魂です。パンケーキにしてもかき氷にしても、スピードで勝ち取った成功だと思っていますからね。

7) 好奇心が仕事に直結するのは、強いモチベーションですね

やはり、僕が心から「好きだ!」「やりたい!」と興味を持てることが大切ですからね。実はアイスモンスターを日本に上陸させたとき、副社長から「忙しいから、しばらく新規の仕事はやりません」と釘を刺されていました。でも、その約束の直後にアイスモンスターを見つけてしまって(笑)。副社長にめちゃめちゃ怒られたけど「本当に美味いから! コレは絶対にやらなきゃダメだって!」と、ほかのスタッフも引き連れて実際に食べさせたんです。このときの僕の姿を見て、アイスモンスターのオーナーは「コイツは本当にうちの商品を気に入っているんだな」と思ってくれたそうです。その結果、他社からも話があるなか、トランジットとの契約を選んでくれました。好奇心から生まれるパワーって、侮れないでしょう?

8) 最後に今後のビジョンをお聞かせ下さい

トランジットを「カルチャーエンジニアリングカンパニー」として、世の中に認められる会社にすることです。カルチャーエンジニアとは、世の中にカルチャーをつくってエンジンを掛けること。たとえばライセンスビジネスにおいて、ただ海外で流行っているモノを日本に持ってくるのではなく、日本にないカルチャーシーン──ライフスタイルとしてのカルチャーを日本に届けたいんです。
東京などの都市圏は、あらゆる海外の食文化が溢れています。しかし、まだまだ日本はインターナショナルのフードカルチャーが足りないと思う。まだ日本に根付いていない、魅力的なフードカルチャーは世界中に存在します。それらを日本に紹介し、より豊かなライフスタイルを提案する。直近の目標としては、東京オリンピックが開催される2020年までに、ひとつでも多くのカルチャーを日本にお届けできればと思っています。

TEXT:松本晋平

PHOTO:神藤 剛

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