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はるこ/ミュージシャン。ナレーター/俳優
1997年よりHARCO名義で活動を開始。2000年メジャーデビュー。シンガーでありながら、キーボードやドラム、マリンバなど多彩な楽器を手がけるマルチプレイヤー。近年はNHK「みんなのうた」をはじめ、子ども向けの楽曲制作でも評価が高い。CMの歌唱や音楽制作、心地よい声質を活かしたナレーションでも注目を集めている。また俳優として映画やドラマにも出演している。
http://www.harcolate.com/

1997年よりHARCO名義で活動を開始。2000年メジャーデビュー。シンガーでありながら、キーボードやドラム、マリンバなど多彩な楽器を手がけるマルチプレイヤー。近年はNHK「みんなのうた」をはじめ、子ども向けの楽曲制作でも評価が高い。CMの歌唱や音楽制作、心地よい声質を活かしたナレーションでも注目を集めている。また俳優として映画やドラマにも出演している。

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はるこ/ミュージシャン。ナレーター/俳優
1997年よりHARCO名義で活動を開始。2000年メジャーデビュー。シンガーでありながら、キーボードやドラム、マリンバなど多彩な楽器を手がけるマルチプレイヤー。近年はNHK「みんなのうた」をはじめ、子ども向けの楽曲制作でも評価が高い。CMの歌唱や音楽制作、心地よい声質を活かしたナレーションでも注目を集めている。また俳優として映画やドラマにも出演している。
http://www.harcolate.com/

1997年よりHARCO名義で活動を開始。2000年メジャーデビュー。シンガーでありながら、キーボードやドラム、マリンバなど多彩な楽器を手がけるマルチプレイヤー。近年はNHK「みんなのうた」をはじめ、子ども向けの楽曲制作でも評価が高い。CMの歌唱や音楽制作、心地よい声質を活かしたナレーションでも注目を集めている。また俳優として映画やドラマにも出演している。

1) 手がけるお仕事について教えてください

シンガーソングライターとしての活動が全体の7割、8割ですね。具体的には楽曲を制作し、レコーディングをしてCDアルバムを作り、ライブで全国をまわる……という流れでしょうか。残りの2〜3割で手がけているのが、CMの楽曲制作や歌唱、映画音楽の制作など、いただいたご依頼に沿って音楽を作る仕事。最近ではNHK「みんなのうた」をはじめ、子ども向け番組の楽曲制作の仕事も行っています。またCMのナレーションなど声を使った仕事も手がけていますね。

2) そもそも、どうして音楽をはじめたのでしょうか?

僕の母が自宅でピアノ教室をしており、その影響でピアノを始めたのが音楽に触れるきっかけです。その後、中学生時代に深夜のテレビ番組『いかすバンド天国』が流行り、バンドブームが到来。『ユニコーン』や『ザ・ブルーハーツ』なんかに憧れて「僕はクラシックじゃなくロックがやりたいんだ!」って母親とケンカして(笑)。それでバンドを組んだんですが、そのときはドラムを担当していました。ドラムって遠くから見ても何をしているか分かるくらい、全身で叩いているフィジカルな感じがカッコいいなと思ったんですよね。そのバンドが高校3年生のとき、運良くメジャーデビューが決まって、そこからこの業界に入りました。当時からバンドの曲の作曲はすべて僕が担当していたのですが、だんだんと自分でも歌いたくなり、21歳のときに『HARCO』としてソロデビューし、今に至ります。

3) 歌やナレーションなどCMの分野で「声」の活動をはじめたきっかけは?

たしか初めていただいたCMの歌の仕事は、2000年の冷蔵庫とお酒のCM。初ナレーションは翌年で、赤ちゃんのおむつのCMですね。それまでナレーションはまったく未経験だったんですが、僕はサービス精神旺盛な性格なので(笑)、「赤ちゃんのCMなら、かわいく楽しくやろう!」なんて、すごく一生懸命に取り組んだのを覚えています。現在放送されているものは、ホンダの『N-BOX』という車のCM。このナレーションはもう4年くらい担当しています。小さな頃は国語の朗読がとても好きでしたね。だから「声に出して読む」というこの仕事をとても楽しんでいます。毎回ナレーションをする前におまじないとして、紙に棒と線だけでかんたんな顔を描いて、その周りの上下左右に外向きの矢印を書くんですよ。そうすると、自然に伸びやかな発声ができるんです。「いろんな人に届け」というイメージトレーニングみたいなものでしょうか。

4) HARCOさんの「声」にお仕事がくるのはなぜだと思いますか?

今までのCMの歌やナレーションのお仕事でいえば、柔軟剤や女性向けのお酒、家族向けの車、製薬会社のイメージ広告など……。中性的で柔らかい声を希望して、僕を選んでいただくことが多いです。おかげさまで最近はTV番組のテーマソングの仕事も増えていて、今までに歌った子ども向けの楽曲を集めたアルバム『Portable Tunes 2 -for kids&family-』も、先日発売しました。僕も最近父親になり、妻も音楽をやっているので、子どもの前でギターを弾いて歌ったりもするんです。するとダダをこねて泣いていたのが、ピタッと泣きやんで楽しんだりもするので、子どもたちに向けて演奏するいい練習になっています(笑)。今年はいろんな会場で家族向けのイベントに参加する予定なので、たくさんの子どもたちに来てもらえると嬉しいですね。

シンガーソングライターとしては、この少しあどけない声がずっとコンプレックスでもあったんです。でも長年の試行錯誤の末、今年リリースしたオリジナル・アルバム『ゴマサバと夕顔と空心菜』では、やっと自分の声と素直に向き合えた気がしています。このアルバム、とても好評なんです。音楽は永遠に勉強で、ゴールはないんだなとしみじみ感じています。

5) 自身の楽曲を作ること、依頼された音楽を作ることにはどんな違いがありますか?

職業作家的な部分は自分の中に明確にあって、CMや映画音楽のときは、いわゆる普段の『HARCO』とはあえて違う気持ちで曲を作るようにしています。家族向けの番組でも、CMソングのときも、視聴者に届くようにコンセプトに100%全力を注ぐ。『HARCO』らしい個性を出して取り組もう、みたいな気持ちにはあまりなりません。僕の手癖や声が、あとから自分なりの形に補正してくれる、という信頼があるので。とあるCMソングを手がけたときに、いわゆる”宅録スタイル”というか、普段アルバムを作るのと同じようにスタジオでドラム、ベース、ギター、ピアノ、歌とすべて自分の演奏と録音で作ったことがあったんです。そのときに「なんだ、いつも通りのことがCMでも活かせるんだ」と気付いて。依頼された仕事だから自分らしさが出ないんじゃないか、みたいなことはそれから一切気にならなくなりましたね。

6) 過去に俳優としてドラマや映画にも出演されていますね

NHKのドラマ『三日間戦争』やショートフィルム『京太の放課後』などですね。初体験のときの芝居は、ふだんのライブで人前で歌うのと根本は変わらないように感じて、そんなに緊張はしませんでした。印象に残っているのが、ドラマで父親役を演じた本田博太郎さんに「あんまり上手くなるなよ。不器用なほうが個性がでるからいいよ」って言っていただいて。それって、音楽の世界でも通じるな、と心に残りました。

7)  今までをふり返り、印象的だったお仕事について教えてください

自作の小さなスピーカーを、ギャラリーや美術館のなかに放射線状にたくさん配置して、コンピュータでプログラミングした音が人の周りをあちこち飛び回ったり、くるくると回転するといった「サウンドインスタレーション」の展示をよくしていました。
それと、ありきたりなツアーグッズを敬遠して、『HARCO&METRO』というアパレルブランドを友人と作って、手刷りの一点一点違うTシャツを販売したりもしていましたね。

スタンダードなシンガーソングライターとしての僕と、サウンドアートなどを展示してみたいと考える僕が、いつも心の中でケンカしています。純粋にシンガーでいたいのに、ふと奇抜なことをやりたくもなる。ひとつの所に留まれないからこそ、面白いのかもしれないですけどね。

8) ちなみに、趣味はなんでしょうか?

強いていえば、読書ですね。『Between The Bookends』という、歌の合間に、その歌にちなんだ僕の好きな本を紹介するというコンセプトのツアーをしたこともあります。僕、待ち時間が好きなんですよ。誰かと待ち合わせしたり、病院の待合室にいたり、電車の移動中もある意味待ち時間ですよね。文庫本をいつも鞄に忍ばせておいて、隙間を見つけて読むんです。

好きなのはジョン・アップダイクなどのリアリズムを追求したアメリカ文学。読み始めたのは10代のときだと思います。いわゆるベストセラーに多い、すらすら読める本があまり得意ではなくて、皮肉のつまった表現や、比較的エスタブリッシュな文体が好きかもしれないです。レイモンド・カーヴァーも好きですね。特に大きな事件が起こるわけでもなく、ふつうの庶民の日常のちょっとした不和や葛藤を描いていたりとか。僕が歌詞を書くときって、全体の起承転結はあまり大切にしていないんですね。それよりも歌を聴いた人のなかにどんな世界が広がっていくのか、一行一行の情景描写のほうに気持ちが向きます。だからそうやって日常を丁寧に描いている作家に惹かれるのかもしれない。日本人作家だと梶井基次郎が好きですね。すごくみずみずしい心象・風景描写をする人なんですよ。エッセイだと、最近は上林暁などが好きかな。

9) 今後、どんなお仕事に挑戦してみたいですか?

音楽の仕事はもちろんなのですが、あえて今回お話しした「声」の仕事で言うならば、CMだけでなく、ドキュメンタリー作品などの長尺のナレーションをやってみたいですね。ふだん自分が見る時も、ありのままの日常を生きるごく普通の人々を取材した番組が好きなんです。市井の人々の「暮らし」にいつも興味があります。音楽で僕が大事にしているのも、暮らしの中にあることなんです。東日本大震災の復興支援ソング『南三陸ミシン工房のうた』を作った時も、南三陸町のお母さんたちが使っているミシンの「カタカタ……」という音を実際に録音して、曲のなかの大事なエッセンスにしましたし。どんな素朴なことでも、歌というレンズで丸く切り抜いて、誰かに共有してもらえるミュージシャンでいたいな、と思います。

TEXT:木内アキ

PHOTO:神藤 剛

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