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はまくら・よしのり/レストランプロデューサー、(株)浜倉的商店製作所代表取締役
1967年横須賀生まれ、京都育ち。高校卒業後、18歳の若さで京都駅にあった古びた飲食店のリニューアルを担当。はやくもプロデュース能力の片鱗をみせる。その後、いくつかの飲食業界勤務を経て独立、独創的な繁盛店を多数リリースしている。2009年には外食産業記者会主催「外食アワード2009中間流通・外食支援事業者賞」受賞、日本居酒屋協会副会長にも就任している。代表的なお店として、恵比寿横丁などがある。

浜倉的商店製作所公式HP

1967年横須賀生まれ、京都育ち。高校卒業後、18歳の若さで京都駅にあった古びた飲食店のリニューアルを担当。はやくもプロデュース能力の片鱗をみせる。その後、いくつかの飲食業界勤務を経て独立、独創的な繁盛店を多数リリースしている。2009年には外食産業記者会主催「外食アワード2009中間流通・外食支援事業者賞」受賞、日本居酒屋協会副会長にも就任している。代表的なお店として、恵比寿横丁などがある。

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はまくら・よしのり/レストランプロデューサー、(株)浜倉的商店製作所代表取締役
1967年横須賀生まれ、京都育ち。高校卒業後、18歳の若さで京都駅にあった古びた飲食店のリニューアルを担当。はやくもプロデュース能力の片鱗をみせる。その後、いくつかの飲食業界勤務を経て独立、独創的な繁盛店を多数リリースしている。2009年には外食産業記者会主催「外食アワード2009中間流通・外食支援事業者賞」受賞、日本居酒屋協会副会長にも就任している。代表的なお店として、恵比寿横丁などがある。

浜倉的商店製作所公式HP

1967年横須賀生まれ、京都育ち。高校卒業後、18歳の若さで京都駅にあった古びた飲食店のリニューアルを担当。はやくもプロデュース能力の片鱗をみせる。その後、いくつかの飲食業界勤務を経て独立、独創的な繁盛店を多数リリースしている。2009年には外食産業記者会主催「外食アワード2009中間流通・外食支援事業者賞」受賞、日本居酒屋協会副会長にも就任している。代表的なお店として、恵比寿横丁などがある。

1) 現在、どのようなお仕事をされているのですか?

飲食店のプロデュースをすることで、楽しめる場所、一種のコミュニティをつくるということをやっています。

2) )具体的には、これまでにどのようなお店をつくられてきたのでしょう?

15年くらい前までは、いわゆるデザイナーズレストランといいますか、きれいなお店をブームに合わせて作っていたんです。それが2005年頃から、飲食店の原点となるようなお店を、その街の人たちと一緒に再生していこうというやり方になりました。「長屋」のようなお店の集合体を、その街に合わせて、その街に必要なものをみんなで作っていく。そういうものを若い人たちに知ってほしいという思いがありますね。

3) 今のようなお仕事についたきっかけは何だったのですか?

飲食店に興味があったから、というわけではないんです。中学の頃、父親の会社が倒産して、高校生になってからアルバイトをして自分で稼がないといけなくなったんですね。そのアルバイトが飲食店だった、というのがきっかけです。
ただ、当時は嫌でしたね。「何で周りが遊んでいるときに、自分がしんどい思いして働かなあかんのや」って思っていました。でも、何かが「好き」っていうのは「嫌い」から始まると思っていて。「しんどいから何とかせなあかん」と思ってやっていると、それが「好き」に転じる時がくるんです。そうして改善していくことが好きで今に至ります。

4) サラリーマンとして働かれていた時代もあったのですよね?

高校卒業後、アルバイトのときに働いていた会社にそのまま就職したんです。サラリーマンのときは、主に「ダメになった店」を買い取って、再生する仕事をやっていました。
ダメになった店っていうのは、もともとの主軸がずれてしまったということが多いんですよ。たとえば、てんぷら屋さんだった店に人が入らなくなったのは、てんぷら屋じゃないことをしていたから。それを元に戻して、てんぷら屋であることを軸に改善していくと、お店は蘇るんです。そういうことは、サラリーマン時代の経験でつかめるようになりましたね。

5) 「恵比寿横丁」のような場をつくろうと思ったきっかけは?

今、コミュニケーションを取れる場所が少なくなってきていると思うんです。特に都心部なんかは、みんな地方から出てきているでしょう? 寂しいと思うんですよ。だから、小さい頃にあったような近所のお祭りのように、世代を超えてコミュニケーションができる場所が必要だと思ったんです。恵比寿横丁は、おじいさん、おばあちゃんから、子どもたち、若い女性まで、いろいろな世代の人たちが人間としてコミュニケーションできる場なんです。
今、外国の方もお店に結構いらっしゃいますけど、こういう雰囲気になると、言葉が通じなくてもよくなってくる。肌で感じるものは一緒、万国共通だと思うんですよね。僕は、計算外のことをやってしまうのが人間の本質だと思うんです。そんな人間の本質をさらけ出す環境を作ってあげたら、絶対おもしろいと思ってます。

6) 「未完成なもの」にこだわる理由というのは?

たとえば最初から完璧な店、完成品を出してしまうと、お店には「寿命」ができてしまいます。お店というのは、育てていくことが大事で、お客さんとのコミュニケーションの中で育つんですよ。お客さんって、完璧なものより、ちょっと頼りない、助けてあげたいというものを支えてくれるんです。だから未完成な場を作れば、お店は勝手に伸びていきます。何かはっきりした仕掛けというより、ラフなきっかけを作るという感じですね。

7) 今、こうしたコミュニケーションできるようなお店に期待する人が多くなっていますよね

そういう時代なんでしょうね。学生の頃って、誰かと友だちになる時って、休み時間に廊下に出て、気の合う仲間が集まってくる、という感じだったじゃないですか。社会に出ると、そういう場がないですよね。「オトナの廊下」って呼んでいるんですけど、偉いとか偉くないとか関係なく知り合って、お酒を飲みながらコミュニケーションする場が求められていると感じます。

8) 一方で、銀座や六本木にできた新しいお店は少しテイストが違うんですか?

「RIB HOUSE/OCEAN HOUSE」は、コリドー街の角地に立地し、顔を大きく造れる2面角地の物件。
銀座コリドー街にはない新たなランドマークかつ起爆剤となる店になる立地だという映像が描けました。
一方、六本木の「CARAT」も、芋洗い坂の三叉路の角地。着物地、畳、盆栽に家紋、和紙、金箔、欄間など、“外国人から見た日本”をゴージャスだけどカジュアルに表現しました。
今ドキの若い人は、昔のバブルのような「ゴージャス」では、堅苦しくて楽しめない。ゴージャスだけど、肩肘はらない”抜け感”が大切だと思います。
ただ、表現は異なりますが、食材やコンセプトは「横丁」系の店と同じで、お店は、高級飲食店以外にはなかなか流通しない蟹を、気軽に居酒屋で食べられるようにできないかなと思って、地方の食材屋さん、つまり生産者の人たちと始めたものです。六本木を発信地にしようということで、六本木らしいお店のつくりにしました。食材ありきというプロジェクトだったので、やはり「未完成」から始まりましたね。最初は「なんだろう」と思ってお客さんも入ってくるんですが、そこで得たお客さんのニーズを詰めるように作りこんでいきました。地域にとってなくてはならない、みんなが笑顔になってもらえるような場所になるようにという想いがあります。だから「CARAT」も集合体のコミュニティなんですよ

9) 「CARAT」は365日24時間営業という点も特徴のひとつですよね

地域性に合わせたものですね。「RIB HOUSE/OCEAN HOUSE」では、当初はコリドー街での忘年会後の2次会で利用されるお客さまが圧倒的でした。というのも、界隈には2〜3件目利用の気軽な夜間開いているお店がなかったので、お客さまのニーズにがっちりとはまりました。こうして、一度使って頂くことで使い勝手を理解してくださり、他の時間帯でもリピーターを獲得。また、当店が24時間営業を行うことにより、夜間営業する店も周囲に増えてきました。こうした眠っているニーズを発掘する流れが重要であり、コリドー街全体に新しい賑わいが生まれました。他の店舗も今のフレックスな時代で、すべての人たちのための食堂としてのニーズを取り込もうという意味で、24時間営業にしています。お店にはいろんな人たちがいて、よく人間ウォッチングしてます(笑)

10) 最後に、今後の作り出したいものや挑戦したいことを教えてください

挑戦するというよりは、僕がやっていることはきっかけが大切なので、そうしたご縁を大切にしています。
たとえば、最近の話で言うと、都心にあるホテルで、周りに何もなくなって衰退してしまっているところがあると聞いて。そういうホテルがあったら、ホテル事業を縮小して、もし高級旅館が得意だったら、2階だけで高級旅館をやって、1階はテナントで貸したりして全部飲食店にしてもいいわけです。ホテルを複合型にしたらいいなと思いますね。
もうひとつは屋形船。業界ごとに屋形船を貸してもおもしろいなと。今はてんぷら屋ばかりが走っているんですけど、他に焼肉屋の船とかあってもいいですよね。そういう風にバーッと集まったほうがにぎやかでしょう? そういう「はしご」を作ってあげたらいいなと思います。また、屋形船が終わった後にも船着き場でみんな集まって、待合場は待合場でお酒飲みながらコミュニケーションができるような場所を作ったりしてね。
そういった感じで、食材とか、その場所でしかできないものをもっとPRする、都心でできるものをどんどんつないでいくということをやっていきたいですね。

TEXT:宮嵜幸志

PHOTO:神藤 剛

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