Headlogo
about

Profile | プロフィール

ぐんじ・さゆみ/編集者
大学在学中からリクルートでマーケティングやタイアップを中心とした制作の勉強をする。その傍ら講談社の『Checkmate』でライターのキャリアをスタート。卒業と同時に講談社の『ViVi』編集部で、フリーライターとして活動。その後、雑誌『GLAMOROUS』の立ち上げに尽力する。2008年には、現コンデナスト・ジャパンに入社。クリエイティブ・ディレクターとして、『VOGUE GIRL』の創刊と運営に携わる。2014年には、自身の会社である、株式会社gumi-gumiを設立。現在は、雑誌『Numéro TOKYO』のエディトリアルディレクターから、ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)のファッション監修まで、幅広く活躍している。

FB
Twitter

大学在学中からリクルートでマーケティングやタイアップを中心とした制作の勉強をする傍ら、講談社の『Checkmate』でライターのキャリアをスタート。卒業と同時に講談社の『ViVi』編集部で、フリーライターとして活動。08年に現コンデナスト・ジャパンに入社、『VOGUE GIRL』の創刊と運営に携わる。14年に株式会社gumi-gumiを設立。現在は雑誌『Numéro TOKYO』のエディトリアルディレクターから、ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)のファッション監修まで幅広く活躍している。

Media | メディア出演実績

Contact | お問い合わせ

[tel]03-6434-7303 [mail]contact@qreators.jp

ぐんじ・さゆみ/編集者
大学在学中からリクルートでマーケティングやタイアップを中心とした制作の勉強をする。その傍ら講談社の『Checkmate』でライターのキャリアをスタート。卒業と同時に講談社の『ViVi』編集部で、フリーライターとして活動。その後、雑誌『GLAMOROUS』の立ち上げに尽力する。2008年には、現コンデナスト・ジャパンに入社。クリエイティブ・ディレクターとして、『VOGUE GIRL』の創刊と運営に携わる。2014年には、自身の会社である、株式会社gumi-gumiを設立。現在は、雑誌『Numéro TOKYO』のエディトリアルディレクターから、ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)のファッション監修まで、幅広く活躍している。

FB
Twitter

大学在学中からリクルートでマーケティングやタイアップを中心とした制作の勉強をする傍ら、講談社の『Checkmate』でライターのキャリアをスタート。卒業と同時に講談社の『ViVi』編集部で、フリーライターとして活動。08年に現コンデナスト・ジャパンに入社、『VOGUE GIRL』の創刊と運営に携わる。14年に株式会社gumi-gumiを設立。現在は雑誌『Numéro TOKYO』のエディトリアルディレクターから、ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)のファッション監修まで幅広く活躍している。

NEWS | ニュース

1) さまざまな肩書きで呼ばれていますが、いちばんしっくりくる肩書きはなんですか?

編集者です。講談社の『ViVi』という雑誌でファッションライターとしてのキャリアがスタートしましたが、当初から企画を考えることが好きでした。最初はライターとして編集者の描いたコンテに従って取材する立ち位置でしたが、自ら企画を提案するようにしていったんです。すると、当時の担当編集者がスパルタな方で、企画会議までに20本の企画出しを求められました。ですが、その一生懸命に考えた企画が通って、自分のページを構成できるように。ライティングだけの仕事というより、編集していく過程が好きになっていきました。
現在は仕事の幅が増えましたが、どんな仕事をしていても根本は「編集者」だと思っています。

2) 多くのコンテンツから、ファッションを選んだのはなぜですか?

それが、たまたまなんです(笑)。学生時代にアルバイトをしていたリクルートで、当時は珍しかったタイアップ記事を制作していた縁できっかけができて、ViViに携わることになったんですが、あの頃の私はViViのような世界をシニカルに見ていました。ファッションは好きでしたが、ジャンルが違ったんですね。その頃に話題を集めていた『Olive』や『an・an』の世界観やサブカルを愛する、典型的な文化系女子を気取っていたんです。
ViViの取材で読者のポーチをのぞけば、いつもサンローランの青みがかったピンクのリップが入っている。どの子のポーチにも同じものが入っていて、最初はうんざりしたんです。でも、次第に、それがおもしろくなってきて……。「流行」そのものに興味が湧きました。でも、根がサブカル女。取材対象の女の子たちに対しても、きっとどこか引いてるように見えたんでしょう。ある時、先輩から言われました。「軍ちゃんは、どうしてそんなにマニアックなものばかりが好きなの?」って(笑)。「好きな映画はフランス映画でハリウッドはもってのほかなんて、そういうのってダサいと思う。全世界でロードショーされるハリウッド映画と、片や単館上映されるフランス映画ってどれだけ動くお金が違うと思う? どっちが格好いいと思うの? 世の中、稼いでいるほうが格好いいと思うんだよね」。
メジャーを否定するのが格好悪いというのは、本当に目から鱗でした。それから、メジャーを作っていきたいと思うようになって、いつの間にかViViの世界にのめり込んでいったんです。

3) ファッション誌の編集で得たものとは?

トレンドは、“人の気持ちに寄り添う”ものだと思うようになりました。大学時代の専攻は社会学なんですが、その頃からトレンドを客観的に捉えていたんだと思います。社会学は、世間で起きている事象の過去と現在、そして未来を数字や社会心理をベースに考える学問。
たとえば、ワンピースを買った女性が次に何を買うか、ファッショントレンドだけで予測しがちです。でも、実は、人の気持ちが大きく作用して、そのワンピースに合う靴や、はおりものを買いたいと思う。
流行は人の気持ちの流れ。ViViの先輩には、「人の流れを見なさい。そして、企画を書くときは、人の気持ちが動くようなタイトルをつくりなさい」と言われてきました。雑誌とは、視点を人の気持ちに置いて、それを言語化した作業の集積なんですね。

4) 一方で、最近ではファッションメディア以外のお仕事もされています。そのきっかけは?

イベントのプロデュースをしたり、は講談社時代もコンデナスト時代もしていました。フジテレビ系の「ファーストクラス」というドラマでは、ファッションの監修をしたのですが、これは以前から仕事をしていた、沢尻エリカさんから相談されたのがきっかけ。
私はとにかく来るものは拒まない性格なんですよ(笑)。食べ物も人も、仕事も。今まで挑戦したことのない仕事でも、食わず嫌いはせず、まずはトライしようと思っています。単純に話しやすいのもあるのかな? 昨年、会社を設立してからは、いろいろな分野の方からのご相談が増えました。私の仕事に関心を持ってくれたり、ユニークだと思ってくれる方のお話には、なるべくお応えしたいと思っています。

5) デジタルコンテンツとはどう関わってきましたか?

講談社で『GLAMOROUS』を創刊した頃、私自身はデジタルも一緒に立ち上げるべきだと思っておりました。2005年頃の話ですね。ただ、その頃は多くの版元がキャッシュにならないという理由で、デジタル化に積極的ではなかったんです。
デジタルでの物作りは、主にコンデナストで経験しました。コンデナストという会社は、数年先にはスマホ中心の時代になるという予測を元に、スマホ時代でも生き残れる媒体をつくるというのがインターナショナルミッションとしてあったんです。日本の場合は、ライツ(コンテンツを構成する写真やテキストなどの著作権)がハードルになって、軽やかにデジタル化できるコンテンツというのは皆無だったのですが、紙媒体のスタッフひとりひとりと交渉し、少しずつデジタルに落とし込んでいきました。それはまるで手術のような作業で、紙とデジタルを結ぶ血管をつなぎ合わせていくような根気のいるものでした。そうやってできた『VOGUE GIRL』のアプリは、全世界で累計100万ダウンロードを記録。これで味を占めたんですね(笑)。スマホさえ持っていれば世界中どこからでも、そしてSNSとリンクする情報の形。時間や、言語、距離の制約を超え、共有と共感を得られる新しいツール。これを使わない手はない!デジタル化に対するモチベーションも上がりました。

6) 縮小されつつあるファッション業界や出版業界を、どうお考えですか?

ともに、ダウンサイズされていくものだと思います。ファッション雑誌について言えば、2020年代にはもっと縮小するでしょうし、もうその傾向は見えています。バブル時代は4万9000円のスーツが安いと特集されました。でも、現在の読者にとってそれは年間の予算の場合もあります。それほど時代が変わっているし、消費者がより見ているのは雑誌ではなくスマホです。私は、これらを伝え方の転換期だと解釈しています。
ファッションも同じです。店舗数が減り、ブランドが整理されていますが、大事なのはお客様とのコミュニケーションの方法が変わるということ。服を作って売ることも、実はインターネットが多くを補完してくれます。過去の購入履歴を元に、次のアイテムを予想するのはインターネットがいちばん得意ですし。ファッションとITをつなげ、売り方の仕組みを変えていく必要があると思うんです。もちろん、消費者が少なくなっているので、過去と同じ規模でのビジネスは成立しません。でもそのぶん、より密接で深い体験を、ファッションも出版も求められるのではないでしょうか? そして、広告色の強いコンテンツではなく、よりインプレッションのある体験を模索する必要もあるでしょう。

7) やはり、ファッション誌での仕事がしっくりくるのでしょうか?

ファッションを軸にすると、モノが見やすくなるというのはあると思います。今年久々にパリコレに行きましたが、シャネルの会場にはブラセリーがあり、自由に歩き回るモデルやチャットしている女性であふれていました。コレクションのスタイルが多様化しているのは、私たちの生活の多様化でもあります。その様子から、今はストリートにファッションがあるのだと気づかされますし、社会のエッジな要素がファッションの世界には散りばめられているのだと感じます。
また、世界中のファッショニスタをはじめ、生き方のセンスがある人がたくさんいて、私は、そういう人たちを見ることが好きなんです。その方の世界観をどう伝えようかと考えるのが、私の仕事なんです。“ファッションの傍観者”だからこそ、それをツールにできる。着ることを愛しすぎると、着こなしだけに頭が行きがちで、自分とファッションの関係だけで終わってしまうような気がしますから。

8) これからのビジョンを教えてください

“伝える”ということを続けていきたいです。具体的には、日本ブランドの魅力を伝えるメディアを作りたい。いかに海外に日本の伝統やカルチャーを伝えていくか? 世界に向けた日本ブランドの発信を、自分のライフワークにしていきたいですね。日本のデザイナーは内向きに頑張る傾向があり、外へのアナウンスが未熟です。インターナショナル誌である『Numéro TOKYO』に携わっている今だからこそ、両者をつなげることができると信じています。
また、多様化する女性の生き方を肯定できるようなメディアをつくりたい! 紙とかデジタルだとかはひとまず置いて、さまざまな要素が有機的につながる方法を追求したいですね。常に前へ、未来へ、人の先へ。過去は見ません。過去から学んだり、発見はしますが、立ち返ることはしたくないんです。だから、いつまでたっても経費の精算とかは苦手なんですけどね(笑)

TEXT:瀬名清可

PHOTO:神藤 剛

このページが気に入ったら「いいね!」

Qreatorsの最新情報をお届けします