芸人・渡辺直美のおしゃれのヒミツを公開!今どきの女子って何に興味があるの?【前編】

2015.7/13

Hakunetu title girls

今回は、多方面で活躍する女性クリエイターによる白熱ガールズトーク。
芸人の渡辺直美さん、お姫様プロデューサーの川原あやかさん、モデルであり慶応大学大学院生の鎌田安里紗さんの3名をお迎えして、仕事からプライベートまで女子の本音を語っていただきました。

150528 qat0111
PUNYUSを立ち上げたきっかけ

ーー渡辺さんは「PUNYUS(プニュズ)」のプロデュースをされていますが、立ち上げのお話が来たときはどう思いました?

渡辺 最初お話をいただいたとき、正直「私には無理!」って思いました。ファッションの勉強したことないし、自分のことオシャレだって思ったことないですし。
今でも、運よく関わらせてもらってるという気持ちです。

鎌田 意外!オシャレを楽しんでいるように見えました。

渡辺 芸人の先輩方とかに「なんだよ、その格好!」とか、めっちゃ言われたけど、自分が着たい服を着続けたら誰もなにも言わなくなったっていう感じ(笑)
細い子の洋服のジャンルはコンサバやギャルとかゴスロリとか、すごく多いけど、ぽっちゃりしてる子ってひとくくりのジャンルにされてる。自分の好みじゃなくても、これしかないから……ってムリヤリ着てることも多くて、けっこうみんな苦労してるんだろうなと思ったんですよね。
だって、スキニーデニムなんてサカゼンに売ってないよ!

10946662 372255132960108 12321485 n

川原 確かに! 私、昔太ってたからすごく分かる……

渡辺 自分がNYに行ったとき、自分より大きなサイズの服が普通のお店に売っているし、かわいいもの多かったから、日本でも全部そうなればいいのにな〜って。
もしこの仕事を受けたら、いろんなジャンルの洋服がつくれるし、それでやってみようかなと思ったんです。

鎌田 「PUNYUS」、すごい人気ありますよね。109にも入ってたり。

渡辺 『la farfa(ラ・ファーファ)』っていうぽっちゃり女子のためのファッション雑誌ができたことで、ちょっとずつやりやすくなってきた感じがします。
サイズもFから6Lまであって種類も多いし、そこを武器にほかのブランドさんではできないことを、いろいろ展開できたらいいなと。

川原 ご自分で企画されてるんですか?

渡辺 そうですね。私、すごい絵が好きで、自分の好きな若手のアーティストを見つけてきて、その方に絵を描いてもらってTシャツ作ることもあります。
絵に興味がない人でも、洋服にしたら好きになってもらえるかもしれないし。そのアーティストのことも、もっと知ってもらえるようになるんじゃないかなと思ってやってます。

鎌田 おもしろい! 服が表現の場というか、メディアになってるんですね。

150528 qat0073

ーー鎌田さんは、エシカルファッションを手がけていますよね。きっかけはあるんですか?

鎌田 興味をもったきっかけは、14歳の頃に行ったインドネシアの家族旅行です。
リゾート地というイメージしかなくて遊びに行ったら、路上で寝ている人もたくさんいて、この貧富の差をなんとかできないかなと思ったんです。
その後、109のショップでアルバイトしたり、モデルを始めたこともあって、服を通じてこうした現状を発信できたら、貧困問題とか環境問題といった難しいと思われがちな話にも興味もってもらえるかなって。
エシカルファッションって、生産者の人の生活にも配慮してフェアトレードで取引したり、地球の環境に悪い素材は使わないとか、そういうコンセプトで服をつくることなんです。人と地球に優しいファッションという感じです。まだ日本だと商品が少ないんですけど。

渡辺 いまって、日本だと安くないと売れないってとこがありますよね。質をよくしようとなると、価格は上がるんですけど、絶対に「イヤだ〜!」って声が上がってくる。
ファストファッションも大事だけど、消費者の方には値段なりの価値があるってことをちゃんと分かってほしい。だから、エシカルファッションだったり、途上国の待遇改善とかにも目を向けてほしいっていうのも、すごく分かります。

鎌田 ほんとにそうなんです。109で5年働いてて、服をつくる側にいたんですけど、値段が安くないと買ってくれないから、予算に合わせてデザインするんですよね。
いいものつくりたいけど、つくれない。ちゃんと高くていいもの着るのがかっこいいとか、ストーリーのある服を着るのがかっこいいってなればいいなって思います。

150528 qat0123
若いからこそ挑戦したほうがいい

ーー川原さんは、ウエディングの企画をされてるんですよね?

川原 はい。私、本気で女の子をお姫さまにしたいと思っていて。そのお姫さまになれる瞬間が、ひとつは結婚式だと思うんです。

ーーちなみに、最近はほかの人とは違う結婚式がしたいっていう要望が高まっていると聞きますがどんなものがありますか?

川原 そうですね。マチュピチュでウエディングしたりとか。私は酸欠ウエディングって呼んでいるんですけど(笑)。あと宇宙ウエディングとか……。

渡辺 え? いま宇宙って言った? 宇宙に行くってこと?

Ucyuu

鎌田 宇宙ウエディングってどうなるんですか?

川原 飛行機の中で無重力になって、身体が浮いてる状態で結婚式をするんです(笑)

渡辺 すごい〜! めっちゃおもしろいですね。川原さんは、いつ会社を立ちあげたんですか?

川原 18歳のとき立ちあげて、今年で3年目になります。

渡辺 18歳で会社を立ちあげるって言ってもお金がないじゃないですか。どうしてたんですか?

川原 農業高校時代は農業の勉強しかしていなかったので、資金はゼロ。だからイベントをしてお金を貯めようと、「パジャコレ」っていうパジャマのファッションショーのイベントを東京の方々と福岡で企画したんです。
当時は本当に何も分からずいろんな会社さんに相談、提案していきました。最終的に協賛してもらって実現できて、お客さんも集まってイベント資金が貯まっていったので、個人でも立ち上げられました。
でも、やはり原動力は高校時代で寒い中、暑い中で力を合わせて「作物」を創り上げたことから来ています!

渡辺 すごい! 会社の協賛って、人脈あったんですか?

川原 いえ、人脈もなかったので、とりあえず大きい会社のお客さまコールセンターに最初は電話して(笑)

鎌田 行動力ありますね〜!

渡辺 お客様コールセンター作戦、明日からやろう(笑)。めっちゃいいですね! みんなやりたいことはあっても、心の中でどうしたらいいかわからないから、やってない人って多いと思うんですよ。

川原 挑戦してみることって、若いからこそできることだと思うんですよね。大企業でも相手は人なので、突っ込んでいってみたら、見てくれる人って絶対いるんです。

Pajyakore

渡辺 すごいわ。ふたりとも若いのに、ホントすごい。なんかね〜、今の若者たちが活躍できるところって少ないっていうか、限られたところしかないんじゃないかなと思っていて。
ちゃんとしたことをやっているのに、上の人たちが目を向けてくれなかったりとか。
ふたりは熱意が伝わって、理解のある人たちとめぐりあって、自分たちの伝えたいことが伝えられる場所にいる。
でも、ほかにもっとやりたいと思ってるけど、できていない人ってけっこういると思うんですよ。

川原 そうですね〜。

渡辺 それに、 いま27歳になって、20歳くらいのときにあった行動力がなくなって、変に考えすぎちゃってるんです。

鎌田 あ〜、それ分かります!

渡辺 昔は、さんまさんとかダウンタウンさんと仕事したときも、なんとも思わなかったんですよ。「あ〜さんまさんだ〜」「ダウンタウンさんだ〜」くらい(笑)

鎌田・川原 アハハハ!

渡辺 いまはもう緊張して、「やばい、変なこと言っちゃった……」とか「すべった。やばいやばいやばい……」とか。変に考えすぎちゃって行動が狭くなっちゃっう。「あ、すべったから、この先なにも言わないほうがいいかな……」って。

川原 うんうん。

渡辺 でも、それってすごくもったいないなって。お笑いにたとえて、ちょっと分かりづらいかもしれないんですけど。もっと、ふたりみたいにやりたいことを素直に行動してる若い子たちを、大人が応援してほしいっていうのはあります。あれダメ、これダメって言わずに。

鎌田 大人もそうだけど、若い子も「自分はできない」ってまだまだ思ってますよね。最初にうまくいかないと、そのあと怖くなってなにもチャレンジできなくなるとか。
意外に何とかなるって知ってもらいたい。

川原 確かに。やっぱり人に生まれたのでクリエイティブに、やりたいと思うことをやっていきたいっていうのはありますね。

渡辺 うん。年は関係ない。自分がやりたくて、明確なものが見えているなら、それはたとえ10代でもやるべきだと思うんですよね。

やりたいことを突き進んできた3人。
失敗を恐れずに挑戦してみることでやりたいことをつかむことができた。
中編では、3人の結婚観にまでガールズトークが広がる!

Interview/Text: 橋村 望
Photo: 神藤 剛

このページが気に入ったら「いいね!」

Qreatorsの最新情報をお届けします

渡辺直美

わたなべ・なおみ/1987年生まれ。テレビや雑誌などさまざまなメディアで活躍する女芸人。ディレクターを務めるファッションブランド「PUNYUS(プニュズ)」は、デザイン性と豊富なサイズ展開で、ファッション好きな女性やぽっちゃり女子を中心に人気を集める。

http://blogs.yahoo.co.jp/watanabenaomi_blog

鎌田安里紗

かまだ・ありさ/モデル。タレント。1992年、徳島県生まれ。高校進学と同時に単身上京。在学中にギャル雑誌『Ranzuki』でモデルデビュー。撮影などの活動を続けながら、2011年に慶應義塾大学・総合政策学部に現役合格。現在は同大学の大学院に進学、芸能活動も続けている。途上国の支援活動に関心が高く、自身のブログでも情報を発信。JICAの『なんとかしなきゃ!プロジェクト』のメンバーにも選出され、フェアトレード製品の制作やスタディ・ツアーの企画などを行っている。

http://qreators.jp/qreator/kamadaarisa

川原あやか

かわはら・あやか/お姫様プロデューサー。株式会社Amy and Princess代表取締役社長。1993年、福岡県出身。「女性にお姫様の時間を提案する」をコンセプトとし、事業展開を行う。実際に宇宙に飛び立つ「宇宙ウェディング」総指揮、「Princess Lunch」主催、「パジャコレ」企画。総観客動員数20,000人以上、お姫様パジャマブランド「Giselle」プロデュース、月2回の限定ウェディングプロデュース、ウェディングドレスの企画・デザイン・販売・レンタル、女性向け商品企画など実績多数。

http://qreators.jp/qreator/kawaharaayaka

SPECIAL

Img 0704 01

SEALDsだけじゃない!若手政治活動家が語る“社会を変える方法”

SPECIAL

To

“港区在住28年”メディアアーティスト落合陽一が語る、六本木の魅力

SPECIAL

Topshutterstock 138715052

ホリエモン「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言をミシュラン一つ星店オーナーはどう考える?