ロンブー淳、電撃移籍宣言!? 新しい働き方、生き方を考える【後編2/2】

2015.5/11

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田村淳、QAに電撃移籍宣言!?

一岡 最初のほうに話題に上がりましたが、仕事は人の生き死ににも関与してきますからね、大げさな話でも何でもなく。でも要は切り口だと思うんです。金銭に縛られない自由人が、どんな切り口を人に提供できるか。それができれば希望ができるし、救われる人も増えると思いますね。

淳 最近、芸人があふれすぎてるんですけど、芸人を目指すヤツって何かしら特殊技能を持ってたりする。いま4人の芸人を運転手として雇ってて。ひとりにしちゃうと芸事もバイトもできなくなるので、4人のローテーションで。みんな吉本に入りたてなんですけど、ひとりは公認会計士、ひとりは元フランス外人部隊、ひとりは調理師免許持ってて、ひとりはレコーディング技術を持ってる。

一岡 濃いな~(笑)

淳 いま『スルースキルズ』っていうアイドルグループをプロデュースしてるんですけど、レコーディングは最後に言ったヤツにやらせてるんです。それで、調理師免許持ってるヤツと公認会計士がいるんだから、こんなアイデアを出したんですよ。「俺がお金出すから、お前らふたりで組んでお店を出せ。それで経常利益とか、お金の流れをすべて公表するという生配信をやったらどうか」って。いま舞台に出るだけが芸人じゃなですからね。完全ドキュメント。「今はそれができる時代だから、やってみなよ」って言ったら、「そんなこと考えたこともなかったです」って。しかも「そんなこと勝手にやったら、吉本に怒られないですかねぇ?」とか言うんですよ。「そんなの別に怒られたっていいじゃん!」って言っても、そこにビビって動き出せないんですよ。

一岡 やっぱ、ビビっちゃうんですね、そこに。今の若い人たちって「分かんない」とか「怒られる」とか、すぐ気にしますよね。

淳 俺なんて「こんなことやったら、どんだけ怒られるんだろう」って確かめたいくらいですよ。どんだけ怒られんだろ~、ってワクワクしちゃうけどな(笑)

一岡 それは起業家の性格そのものですよ(笑)。淳さんのようなメディアパワーのある人がそれをやると「それが正解なのか」「アリだよね」って、なるんですよね。だからそのアイデアも、淳さんがバックアップしてやるべきですよ。さっきロボットの話しましたけど、アレは時間がかかるんで、待ってられないじゃないですか?

淳 アハハハハ! 自分から言い出しといて!

一岡 いやいや(笑)。ロボットよりまず、淳さんのアイデアのような『垣根を越えたアリ!』を提示することがすごく重要だと思います。

佐藤 ウチは垣根はないですよ。

一岡 急にポジショントークっすか!?(笑)

淳 俺は、佐藤のQAと契約したいって言ってるんだけどね。

一岡 マジっすか?

淳 でもムリなんだよね?

佐藤 どうなんでしょう……(笑)

淳 俺は吉本の人間だから「ほかに籍を置くなんて、どういうことだ」って言われるんだろうけど、別にそういう生き方があってもいいと思うんですよ。でも今、俺が会社にそのことを強く要求して佐藤の立場が危うくなるのなら、黙ってようかなとは思うけど。でも、ゆくゆくは契約したいな。

佐藤 でもウチには他事務所に入られてても、お手伝いさせていただいてる方は何人かいますよ。あと会社員の方もいます。広告代理店のクリエイターさんとか、テレビ局の方とか。

一岡 それ、いいですね。会社員でも、いい活動やってる人もたくさんいますからね。でも、そういう人に限って会社からよく怒られるらしいんですよ、「発言には気をつけろ」って。いやいや……発言に気をつけたら、もうおしまいじゃないですか!

一同 爆笑

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一岡 そんなつまんねえコンテンツねえだろ! って(笑)。サラリーマンもSNSで簡単に発言できるようになって、それに賛同する人もたくさん出てきて。そんな時代だからこそ、新しいフレームワークが必要だなって感じますね。会社側もそれに対応できないなら、「機械化の道を邁進します」ってキッパリ宣言したほうがいいですよ。変にやさしいこと言わないで。「CSR」とか「エコ」とか、みんな急に言い出すじゃないですか。そんなのいらないから!(笑) もう、中途半端なやさしさとかいらないから!

淳 アハハハハ!

一岡 そっちで暮らしてるヤツはそれでいいけど、そうじゃないヤツを阻害するなよってすごく思いますね。

淳 本当はいろんな生き方があっていいのに、突き抜けた人や少数派を排除しようとするよね。

一岡 その排除の理由を突き詰めると、「自分の利益が……」とかになってくるんですけどね。

淳 既得権益を守るために。

一岡 だから、そこの成功事例ができればOKだと思うんで。だから佐藤さんにはぜひ頑張っていただきたい(笑)

淳 これからは、いろいろと矢面に立っていただいて(笑)

佐藤 炎上会社として頑張ります(笑)

一岡 あの会社、よく燃えるな~って(笑)

佐藤 でもそういう、スポンジみたいな会社は必要ですもんね。

淳 ただ燃えるだけじゃダメだけどね。燃えてる根っこがしっかりしてれば、燃えてても問題ない。燃え切らなきゃいいんだよ。燃え尽きずに、ずーっと燃え続けてればかっこいいよね。

一岡 まずは成功事例ですよ。お金が回りだしたら、佐藤さんのとこ、一気にハネますから。

淳 俺はすでに入りたいんだから。

一岡 淳さんがQA入ったら、めっちゃインパクトありますね。「それもアリなんだ」ってなって、業界に風穴も開く。問題提起にもなるし、そこが重要なんですよ。本当、期待してますよ!

佐藤 が、頑張ります!!

「働くってどういうこと?」
3回にわたり、芸人、起業家と立場が違う3名の熱きトークをお届けしてきました。
そりゃ、人によって職種だって、立場だって、考え方だって、目的だって全然違う。
だけど、私たちは真剣に「仕事」に向き合い、時に悩み、だけど動き続ける人を応援していきたいし、この記事がそんな人たちの糧となってくれたら、と思う。
仕事は大変。だけどやり方・考え方次第で、絶対におもしろくなる。
そうすれば、今日も、明日も、そのまた明日もきっと頑張れる。

Interview/Text: 村橋ゴロー
Photo: 森弘克彦

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田村 淳

たむら・あつし/ロンドンブーツ1号2号。1973年、山口県出身。「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)をはじめ、さまざまなバラエティ番組に出演。4月14日からは新番組「淳・ぱるるの◯◯バイト!」(フジテレビ系)がスタートしたばかり。バラエティのみならず、ラジオ「田村淳のNews CLUB」(文化放送)では社会派番組へも積極的に取り組む。Webサイト「淳の休日」でもさまざまな企画を展開中。

https://twitter.com/atsushilonboo

一岡亮大

いちおか・りょうた/株式会社MUGENUP 代表取締役。1986年、北海道出身。大学在籍時にシステム受託の会社を設立、システム開発に従事する。2010年、三井住友銀行入行、法人営業に従事。フリーランスエンジニアへ転身後、11年6月に株式会社MUGEN UPを設立、代表取締役に就任。「Job Creation 2014」で1位を受賞。「プロダクトがデータから作られる時代の、デザインデータメイカー」をテーマに法人向け2D・3D制作プラットフォーム「MUGENUP station」(https://station.mugenup.com/)を展開している。

http://qreators.jp/qreator/ichiokaryota

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