あどけない顔の奥に潜む、大きな野望。次世代の覇者になれ、若き起業家「おのなお」

2015.12.25

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高校中退、起業。普通の十代では、その発想にすら至らない。しかも、おのなおはそれだけに留まらない。自ら足で行動することによって、自らの頭でビジネス の感覚を体験し、蓄積していく。
どこまでも貪欲に追求する彼の心のそこに流れる、下の世代をサポートしたいというアツい思い。 
現在18歳の彼がやってきたこと、今やろうとしている事、今後やりたい事をアツく語る。

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高校生でも起業ができる!ある日突然、電撃に打たれた。



――高校中退して起業という道を選んだ。そのきっかけは?

おのなお:元々は全く考えてはいませんでした。自分自身も当然、高校卒業後は大学に行って、普通の会社に就職するんだろうなと思っていました。その反面、心のどこかで『大学に行ったところで成功するかどうか分からない』という気持ちもありました。

――“起業”という発想はどのようにして生まれたんですか?

おのなお:元々 小さい頃からサッカーをやっていて高校でもやっていたんですけど、高2の時に怪我をしてしまって、サッカーができなくなってしまいました。その後サッカー 部を辞めたんですけど、急に部活をやらなくなったら、めちゃくちゃ暇になったんです。
空いた時間で今後や将来の事を考えました。その時に将来 の事としてビジネス関係に興味を持ち始めました。その後、本屋でビジネス書などを見ていたら、『女子高生ちえのMBA日記』という本と出会って、「あっ 高校生でも起業ができるんだ!社長になれるんだ!」と思いました。

――でも大学に行きながらでも“起業”はできますよね?

おのなお:そうですね。だから僕も大学について「大学ってどんなところなんだろう?」「大学で何を学ぶんだろう」と知ろうと思い、1ヶ月でいろんな大学生40人にSNSを 通じて知り合い、インタビューして回りました。
そこから自分なりに「大学に行く意味は、人脈ができ、色んなことを学ぶ時間ができる。」という事が見えて きました。それなら、高校中退した方がもっと時間はできるし、知らない人でも今はSNSを通じて人脈もひろげられるなと思いました。だから、そこまで大 学に行くことに魅力を感じませんでした。

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若者がITで起業!それはもはや当たり前?固定概念にとらわれないオノナオのビジネスの捉え方



――高校中退後、どんなビジネスを考えていたんですか?

おのなお:最初は、ざっくりとしているんですがITで勝負したいなと思っていました。実際に現在ITの分野でご活躍されている若い方がいっぱいいますし。でもその方々は、ITに関しては長けていると思うんですが、露店でモノを売ったりだとかいわゆる“商売”というものに関してはそこまでいかないと思ったんです。今自分自身では、ITに関わらず幅広い分野でビ ジネスを広げる事を強みにしていこうかなと考えています。

――その考えに至るには、何かきっかけがあったんですか?

おのなお:以 前、DMMの会長の亀山敬司さんとお会いする機会があって、お話を聞いたのがきっかけですかね。今、亀チョクっていう亀山会長が直接雇う事業で、亀山会長 に事業の案件を直接プレゼンしOKが出たら出資してもらえるというプロジェクトがあるんですね。

「自分もそれに応募できるんですか?」と聞いたら、できないと言われました。その理由としては、ビジネスの観点が無いからだと言われました。ツイッターのフォロワーを使ったイベントをやろうして人を集められるけど、そのお金をどう回していくのかが定まっていなかったり、プログラミングが得意な人がそのサービスを提供しようとしてもどうやって展開していく のか分かっていない。

君も同じだと言われ、僕の考えはビジネスとして成立してないと言われました。そのビジネスを成立させるという事は経験値がものをいう ので、そのビジネスのスキルアップのためにはITだけに固執しない方が良いと考えました。もともと亀山さんも露店商売出身だったらしいので、自分もその分野もやってみようかなと思いましたね。

――具体的にどんな事をやってみましたか?

おのなお:最 初にやってみたのは焼きいも売りでしたね。あとは浅草で、外国人観光客に何かできないかな?と考えたとき、漢字を色紙に書いて売るという事をして、実際に 2時間で5枚くらい売れた時もあって、他には『人間Wi‐fi』っていう、Wi‐fiを5個くらい持って、着ぐるみ来て看板立てて、15分200円で回線 をつなぎますみたいな事もやりました。

こうやっていろいろ実際にモノを売るという事を足を使ってやっていくうちに色々と得ることがありました。このエリア では売れるけど、あのエリアでは売れないんだとか、この時間帯では人は買わないだというとこも足で実際に身体を運んで商売を肌で感じることで少しずつ学んでいきました。そんな中、空いた時間は空いた時間でITに徹する事もやっていました。
そういったいろいろな小規模なビジネスを現在もやっているんですけど、その中からどっかで大きくできないかな?と思っています。

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僕よりも、もっと下の世代に尽くしたい。10代にして、このセリフ・・・。


――今後はどういう事を目標にしていますか?

おのなお:ずっと“エンジェル投資家”になりたいっていうのはあります。
特に、今後、起業したりビジネスに挑戦したりする僕よりもっと若い人はもっともっと増えていくんじゃないかなと思っていて、そんな時に自分のお金で投資して応援したいなと思っています。

また、歳が近いことから上の世代の起業家の人よりも身近に感じられると思うので、相談にも乗れます。あと、自分が10代で起業したという経験を生かして、今後10代で起業しようとする人にアドバイスもできます。
その ような活動をすることで、若い人をサポートしたいですね。それには、結果を残さないといけないですし、お金ももっと必要になってきますし。成功すれば、説得力も出るので、自分がやっている活動を通して、伝えていけます。

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失うものが無いということは、もの凄い強みになる。


おのなお:今の僕は、高校も中退しているので、いろいろやり続けて結果を出さなければいけないと思っています。学生の起業家の方は、もし諦めても学生に徹すれば良いのですが、僕の場合、やめたらプーですからね(笑)。
だから色々挑戦しようとしています。そう考えると、逆に失うモノなど無いのでどんどん当たっていけますし、色んな人に会っていくこともできます。実際に DMMの亀山さんをはじめ、ITの分野やベンチャーで成功されている色んな人にも会うことができましたし。
とにかく今は大きな結果を残すという事が目の前の目標です。そのためには、恐れずに足を運んでいろんな事にチャレンジしていこうと思っています。



いままでの若い起業家のイメージとは全くことなっていたおのなお。何事にもおそれず、泥臭く足を運んで挑戦したり、色んな人に会いに行くという行 動の背景には、自分よりもっと若い人へ自分の体験や活動を通じて、身をもって伝えていきたいという熱い気持ちが隠されていた。そんな熱いハートを持った彼 の目には希望に満ち溢れていた。おのなおの今後が今から楽しみで仕方がない。

Interview/Text: 吉原博士

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おのなお

おの・なおあき/株式会社BitVC代表取締役
1997年4月10日東京生まれ。
小学4年生からサッカーを始め、中学ではクラブチームに入り、高校は都立全国区の学校に入学する。高校2年生の4月に怪我をしてしまい大きな挫折を経験する。
その後、将来の事を考え受験勉強(英語)を始めるも、アウトプットする大事さに気づき、また当時読んでいたビジネス書に感化され起業することに興味をもつ。ビジネスコンテストに出場し優勝。優勝後は経営者、大学生、社会人など計700人近くの人達とお会いし意見交換をしながら自分の中のワクワクを探すために行動を続ける。高2で高校を中退し、その後株式会社BitVCを立ち上げ、現在はその会社の代表取締役をつとめる。常にワクワクすることをしたい。
【HP】http://ononao.tokyo/ 
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