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瞬時に四葉のクローバーを見つける特殊能力!? 「四葉少女」の生態に迫る!

2015.11/2

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前回のあらすじ》
ドラクエに出てくる呪文「レミラーマ」が使える少女がいると聞いてやってきた記者。
「レミラーマ」とは、お宝が光って見える魔法の言葉。
大判小判を期待する記者だったが、現れた少女・生澤愛子の能力の正体は、「四葉が瞬時に見つけられる能力」のことだった————。

事実に落胆しながらも、秋晴れの公園で四葉探しをすることで、すさんだ心が少し洗われたのだった......。

前回はお宝がまさかの四葉ということで拍子抜けをくらった私ですが、四葉少女の謎は深まるばかり。
なんで四葉が見えるのか? いつごろから見えるのか? その能力の使い道はなんなのか? そんな疑問をぶつけてみたいと思います。

というわけで、四葉少女の家にやってきちゃいました!

01

「こんにちは!どうぞ中へお入りください♩」(四葉少女)

彼女がウワサの四葉少女、生澤愛子さん。
現在19歳で、普通の女の子に見えるが、ただひとつ普通と違うところは、原っぱの中で四葉のクローバーが瞬時に見つけられるという特殊能力をもっているコト......。

02
こちらが不思議能力を持つ、四葉少女のお部屋です!!

「年頃の女の子らしい、可愛らしいお部屋ですね!」(記者)

「ありがとうございます!」(四葉少女)

......というか、ぶっちゃけ普通の部屋ですね。
もっとなんかこう......写真映えする面白いものがあると思ったんですけど。

と思い、机に目をやるとそこには............!!!!!!!!

03
た、大量の四葉が干してある!!!!!!!

そうそう、これこれ!こういう「普通ではない」絵が欲しかったんですよ(あ〜よかった! なんにもなくて記事にならなかったらどうしようかと思った......)。
ところで、この四葉ってなにに使うのだろう。

「四葉はなにに使われているんですか?全部とってあるんですか?」(記者)

「私、この能力を使って、たくさんの人に幸せを届けたいと思っていて、企業さんと商品を作ったり、作品を創ったり、見つけた四葉をグッズにして出会った方にプレゼントしているんです。
記者さんにもおひとつプレゼントしますね!」(四葉少女)

04

そう言って、小さなビンを手渡してくれる四葉少女。

前回もそうだったのですが、現代社会のヒエラルキーに飲み込まれてネズミがはりぐるまを回すように日々同じことを繰り返しながらお金を稼ぐことに邁進し、日夜満員電車に揺られ遠い故郷に想いを馳せながら、心をすさませて生活している人間には、彼女の純粋さがボディブローのように効いてくる。
痛い......私の心が、痛い............。

「あ、お菓子食べますか?♩」(四葉少女)

そうして差し出しだされたのは、な、なんと......

06
四葉のクッキー!!!!!!!?

「え......食べちゃうんですね?四葉......」(記者)

「はい! グッズ以外にもっと幸せを届ける方法はないかなって思って思いついたのが四葉のクッキーなんです!
あ、もちろんきちんと消毒しているので大丈夫ですよ♩」(四葉少女)

「四葉って、食べれるんですね......。ウエディングとかに出したら喜ばれそうですね」(記者)
※四つ葉は種類によっては、葉に青酸化合物を蓄積し食べ過ぎると毒にもなるそう。ただし加熱してあればOKとのこと。

いただいたクッキーはほろほろとして、美味しかったです。
四葉はなんだか、苦いような甘いような、不思議な味がしました。これが幸せの味なんだな〜と、まったり。

しかし、私の今日の宿命は、四葉少女の化けの皮をはぐこと......ではなく、真相に迫ることでした。
なんで四葉が見えるのか!? いつから見えるのか!?
今後その能力をどう生かしていくのでしょうか......。
深呼吸をして、挑みます。

「生澤さんが純粋なガールだということは、十二分にわかりました。しかし、どうして四葉がわかるんですか??」(記者)

07

「よく聞かれるんですけど、どうしてかは、わからないんです。
物心ついた頃から、光って見えるというか、四葉のクローバーに焦点があうんです。親もなぜこの能力があるのかは知りません。
以前、科学者やお医者さんに診ていただいたのですが、正確な理由はわからなくて、もしかしたら共感覚なんじゃないかって言ってました」(四葉少女)

きょ、共感覚…...。
あれですよね、文字や音に色が見えたりするという、特殊能力。
そういうのに、昔憧れたこともあります。中2の頃、自分だけが持ってる特殊能力のようなものがほしくて、ダウジングを練習したりもしました。
それのモノホンといった感じなのですね!!!!
やっぱりすごい!!!!!!!

「変な質問ですけど、その能力を持ってる自分っておかしいなって思ったりしましたか?」(記者)

08

「はい、ありました。
高校生まで、『周りに変に思われたらどうしよう』と思っていて、周りには隠し続けていたんです。
ある時、クラスの男子に知られちゃって、馬鹿にされたこともありました。
『四葉のクローバーが好きなことはやっぱり変なのかな......』と、心が折れそうなこともありました。
でも、一昨年くらいにこの能力は私の個性だし、大切にした方がいいって尊敬している人や友人が言ってくれて。
その頃から『四葉が好き!』って言えるようになったんです。
それから少しずつやりたいことも見つかって、夢が叶い始めているところです。
今でも、周りの人の支えが私の活力です」(四葉少女)

なるほど。特殊能力を持つということは良いことばかりではないのですね…...。

09

四葉少女が制作している四つ葉グッズ

「私、自分のことを特別だって思ってないんです。
たしかに四葉をすぐに見つけられるのは珍しいことですが、きっとみんなそれぞれ人に負けない能力を持っているはずだって。
カメラマンは写真を撮る才能があって、歌手は歌で感動を生み出す力があって、その能力を磨き上げてお仕事にしてる。それって好きなことだから磨き続けられるんだと思うんです。
私はたまたま、あまり人が持たない能力を持って生まれただけで、そして、それが好きなことだから続けられているんです。好きじゃなかったらやめちゃってます。好きなことだから、情熱を注げるし、つらいことがあっても頑張れると思うんです。
だから、好きなことを仕事にしたいんです。今のわたしの夢は、世界中の四つ葉を集めて作品をつくったり、商品をプロデュースして多くの人に幸せを届けること。
そして、好きなことを仕事にするロールモデルになって、好きなことを仕事に出来る人を増やしたいです」(四葉少女)

そう言いながら笑う、四葉少女。
その顔には、強さが垣間見える輝かしい笑顔だった。

10

とにもかくにも純粋で、キラキラ輝く笑顔がまぶしい四葉少女・生澤愛子。
取材の最中、何度もよろめくほどの純粋さで倒れかけました。

その純粋さを失うと、四葉も探せなくなるのではないか......と一抹の不安がよぎった。
聞けば、幼い頃からこの能力を20歳まで維持することは難しいんじゃないかと、周りの大人にも言われていたらしい。
そんな彼女も、来年で20歳。19歳まで維持できた能力は、失われる兆しは見えない!
願わくは、彼女が80歳になっても純粋な笑顔を振りまく、四葉少女(老婆)でいてほしい。

四葉のクローバーの花言葉は「真の愛」。
愛がなにかって哲学のようなことをふと思うお年頃ですが、四葉少女の採ってくれた四葉ならなおさら、真の愛に辿り着けそうな気がしました。
みなさんも、ぜひ原っぱで四葉のクローバーを見つけてみてくださいね♩

おしまい

Interview/Text: 玉造紫乃
Photo: 保田敬介

四葉少女(生澤愛子)

いきざわ・あいこ/1996年生まれ。四葉のクローバーが好きなことと四葉探しが得意なことを生かして、四葉少女として活動中。3歳から四葉探しを始め、今まで見つけてきた四葉は5万本を超える。1時間に305本の四葉を見つけたのが最高記録。
四葉探しイベントや四葉スイーツをケータリングしたり、現在は個人及び複数の企業とコラボして四葉の商品プロデュース等を行っている。今後は四葉のクローバーブランドを確立させ、大規模商品開発や四葉カフェ等を手がけていきたい。

http://qreators.jp/qreator/ikizawaaiko

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