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大切なのは「自分はおしゃれ!」っていう思い込み。モデル秋元梢がしたい秋冬スタイルも公開

2015.10/20

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9月30日、六本木ヒルズでファッションイベント「FASHION CONNECT 2015」が開催されました。今年のテーマは「GLITTER WORLD」。

「モデルがみんな上を向いているんですけど、最近スマホが当たり前になって下を見ていることが多いから、『もう少し上を見上げて夢を見よう』という気持ちを込めて、空を見上げているビジュアルにしてみました」と話すのは、このイベントのビジュアルを手がけた、アートディレクターの千原徹也さん

スペシャルトークセッションでは、千原さんと普段から一緒に買い物に行くほど仲がいい、モデルの秋元梢さんによる「秋冬のトレンドについて」や「ファッションのこだわり」についての話で盛り上がりを見せました。

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僕のスタイリストかなってくらい、秋元さんにはスタイリングしてもらってる(千原)

————今日のファッションもお二人らしくて素敵だなと思ったんですけど、今日のポイントはどんなところになりますか?

秋元 私は普段が全身真っ黒とか、黒が多いんですけど、こういう華やかな場や、みなさんに会うときは色ものを着るようにしていて。
今日の服も六本木ヒルズに入ってるステラ・マッカートニーで買ってみました。ヒョウ柄ではなくて、ヒョウの柄です(笑)。
黒以外では、こういった変わった柄の服が好きですね。

————アクセサリーは、耳元や手元にもゴージャスでキラキラしたものをつけられてますね。

秋元 そうですね。ゴージャスなアクセサリーは男性よりも女性の方が取り入れやすいと思います。

————千原さんは今日のファッションでこだわりはありますか?

千原 特にないですね……(笑)。僕の服装はいつもこんな感じなんですよ。前に出る仕事じゃないから。

秋元 そのコートの中、半袖なんですよね。今回のテーマ「秋冬ファッション」じゃないですか。
だからさっきさすがに上着着ようよって説得して、上着を着てもらいました(笑)。

千原 そうなんです。半袖で来たんですけど、せめてちゃんとしようと言われて(笑)。

————そのエピソードからもおふたりの仲の良さが伝わってきました(笑)。ふたりともおしゃれですけれども、普段のスタイリングでこだわっていることはなんですか?

秋元 私は上下のアイテムが黒でも、レザーとコットンを組み合わせるとか、素材で遊んだりします。
あとはあまりボディラインが出るのが好きではないので、スキニーパンツを履いたら上はゆるっとしたものを着るようにしています。

千原 普段は真っ黒だもんね。たまに白い服とか着ていると思わず「白着てるね!」って言いたくなる。

秋元 あ、でも、今日は白い服着てるよ。でも、ソワソワしちゃって「汚したらどうしよう」っていう不安にかられちゃう(笑)。

————千原さんのファッションのこだわりはどこですか?

千原 僕のこだわりは、髪の毛がこんな感じだから、それに合わせて洋服の色も派手になるかな。
あと、ほとんどこのブルーのジャケット着てます。

秋元 あとはギンガムチェック、ドット、ボーダーとか。柄が好きだよね。

千原 そう、柄が多いね。

————柄って組み合わせるのが難しいと思うんですけど、どのように取り入れるんですか?

千原 いや、もう柄に柄を重ねる。柄 on 柄。

秋元 チェックにドット、とかね。よく一緒に買い物に行って、普通のアイテムとか選ぼうとしているときに、千原さんのキャラクターを考えて派手なものをどんどん勧めてます。

千原 僕のスタイリストかな、ってくらいだいたいスタイリングしてもらってます(笑)。

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無理な冒険はしなくていい。結局タンスの中で眠っちゃうから(秋元)

————普段は六本木に買い物に来るんですか?

秋元 私、JーWAVEでラジオやらさせてもらってるんですけど、そのスタジオが六本木ヒルズにあるんです。
だから、毎週日曜日に六本木ヒルズに来ていて、ラジオが終わったあとにふらっとご飯食べたり、買い物したり。

千原 そういえば、この前たまたま会ったのも日曜日だったね。

秋元 そう、ラジオが終わって、スタバ寄って帰ろうとしてたら、金髪の派手な人がいて(笑)。このイベント(FASHION CONNECT 2015)の打ち合わせしてるんだよ〜って言ってたよね。

————買い物をするときはどういうものを基準にこだわって選んでいますか?

秋元 私はとにかく、黒であるということかな!
お店に入ってラックがいっぱいあったら、黒が多いところに行って、ぱらぱらぱらと一旦見て、これって決める。
好きなものが決まってるので、直感で大体決めていますね。冒険しても結局着なくてタンスの中で眠っちゃうから。
クローゼットの中は黒ばっかです。たまに白とグレーがあるくらい。

千原 僕はあまりこだわりがない。
大体知り合いがやっているお店に行って買ったりとか、あとはこの人が「それいいんじゃない?」って言われたもの買うとか、そんな感じですね。自分でお店まわって買うとかはないかな。
あと、秋元さんと買い物に行くと、「これでしょ、これでしょ」って持ってきてくれる(笑)。

秋元 私が買い物行ってて、千原さんに似合いそうなものを見つけたら写真を送って、「これ買っとくね」ってメールして、勝手に買うとかはあります(笑)。

千原 僕も迷ったときはレジに行く前に梢に写メを送って、「どっちがいい?」って聞くときもありますね。いつも助かってます(笑)。

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秋冬は小物で「毛足が長めのファー」を取り入れたい(秋元)

————この秋冬で気になっているブランドやアイテムはありますか?

秋元 秋冬の季節が好きなんです。やっと涼しくなってきて、ずっとTシャツとかカジュアルな格好だったから、いろんな格好ができるようになるのが嬉しいですね。
私が気になってるのは、毛足が長いファーもの!ただ、アウターとかメインのものに使うと、髪が長いのもあってうるさくなるから、小物で取り入れていこうかなって。
あと、レザーもすごい好きなので、やっとレザーにぴったりな季節が来たなって思ってます。

————秋元さんから千原さんへ秋冬ファッションでおすすめするとしたら?

秋元 え〜いまのままでいいんじゃない?
でも、あえて言うなら……ちょっときれいめなコートとかいいかもね。いつもゆるっと、ずるっと、くしゃっとしてるので(笑)、ちょっとピシッとしたアウターを着るとか。

千原 ピシッとした服とか着ると緊張しちゃう(笑)。

秋元 たまには緊張感を持つのも大切、ということで。
でも、男性のファッションってけっこうシンプルだから、女性よりもできることが限られてくるのかなと。だからこそ、逆にそこを追求したら面白いと思うんですけどね。
素材とか自分の体にきちんと合ったものを選ぶとか、靴で遊ぶとか。時計とか、小物をきちんと身につけている人はおしゃれだなって思います。
あとは、TPOを考えた服装ができるようになりたいですね。

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初めてパリコレのランウェイに立った秋元梢の、パリで過ごす時のファッションとは?

秋元 私、明日からパリのファッションウィークに行くんです。
ショーに行くのは毎年すごく楽しみにしてます!千原さんにもよく、マネージャーみたいについてきてもらってます(笑)。

千原 いつもショーに一緒についてまわってるから、全然観光できてない(笑)。
パリは美術館とかいっぱいあるけど、ルーブル美術館とか全然行ってないんだよね。

秋元 そうなんです、パリにけっこう何回も行っているけど、ホテルとショー会場の行き来だけで、実はパリという街をよく知らなくて(笑)。
今年は自由に動ける時間が少しはあると思うんですけど……結局買い物に行っちゃうかな。なるべく旅行では、東京にいてもできるようなことはしたくないと思っているんですけどね。
最近は、そこでしか買えない食器とか、その土地の名産を買ったりするようにしてます。

————プライベートでは、どんな服を来てパリの街を歩きたいと思いますか?

秋元 昔だったらパリとか東京とかハワイとか、場所も考えないで、自分が着たいと思う服を着ていました。
でも、最近はちょっと変わって。その国に馴染むように「どの格好がいいかな?」と考えるようになりました。派手な服を着て無理に自分を表現しなくても、自分らしくありたいなと思うようになったというか。
パリの景色に合う服はどんな感じかなぁ、と想像しながら、帰って準備します。

千原 まだ何も準備してないんだよね。

秋元 そう、何もしてない(笑)。

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秋冬こそ明るい色でおしゃれを楽しんで!

————そんなお二人がアドバイスする、秋冬のファッションを教えてください。

秋元 秋冬ってダークな色を着がちなので、たまに明るい服を着てみるのをおすすめしたいな。
街中でも、みんな黒い服を着ている中で赤とか明るい服を着ている人がいると気持ちがハッピーになるので。
私も黒ばかり着てるんですけど、たまには明るい服を着て気分転換します。

千原 僕も意識しないと黒やグレーが多くなるので、なるべく色がついているものを選ぼうとしてます。
街にも暗い色の服を着ている人が多いから、色がついているとそれだけでちょっとおしゃれに見えるんだよね。

秋元 おしゃれ風にね。

千原 そう、自分はおしゃれ風だって思い込むことって大事。
ちょっと恥ずかしいくらいトライしてみる方がいいかも。

秋元 あと、ご飯食べに行ったりカフェに行ったりしたときに、アウターを脱いだ中のコーデに気を使ってもおしゃれだなと思う。意外とみんな見ているんですよ。



秋元さんと千原さんの仲の良さが伝わる、終始和やかな雰囲気で進んだトークセッション。
平日の夜とは思えないほど大盛況なイベントでした。
今回のお二人のアドバイスを、今年の秋冬のトレンドとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

Interview/Text: 園田菜々

秋元梢

あきもと・こずえ/1987年、東京都生まれ。モデル。
漆黒のロングヘアに“ぱっつん”前髪、目尻を跳ね上げたアイラインがトレードマーク。アジアンビューティな容姿で注目を集め、ストリートからモードまで幅広いジャンルのファッション誌で活躍。
11年〈エルメス〉のキャンペーンモデルに抜擢される。13年スタイルフォトブック『秋元梢』(宝島社)を刊行。15年6月発売の『VOGUE JAPON』(コンデナスト・ジャパン)では、ミュージシャンのカニエ・ウエストらと並んで表紙を飾り話題に。テレビやラジオ出演も多く、現在『Eテレ・ジャッジ』(NHK Eテレ)、『This is IT!』(中京テレビ)、『CHINTAI TOKYO DISTRICT』(J-WAVE)などでMCを務める。父は第58代横綱千代の富士関(現・九重親方)

千原徹也

ちはら・てつや/アートディレクター、グラフィックデザイナー。1975年、京都府生まれ。京都でデザインをはじめたあと、2004年に上京。11年にデザインオフィス「株式会社れもんらいふ」を設立。広告、装丁、ファッションブランディング、WEBなどデザインのジャンルは多岐にわたる。 主なアートディレクションは、スターバックスのイベント、Zoff SMART、Zoff CLASSIC、菊地凛子web、きゃりーぱみゅぱみゅの振袖デザインなど。また、近年はラジオパーソナリティ、アーティストのMVやCMの監督など、さらに活動の幅を広げている。

http://qreators.jp/qreator/chiharatetsuya

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