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自分の人生やりたいようにやる!19歳のセルフブランディング!

2015.8.4

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Twitterで約18万人、Instagramで11万人を超えるフォロワーを持ち、唇をとがらせた自撮りテク「エライザポーズ」などでも注目を浴びるモデル、池田エライザさん。
胸の小さな女性のためのランジェリーブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」を主宰し、6月20日にはムック本『feast Collection Book』を発売したばかりのファッションデザイナー、ハヤカワ五味さん。
ともに現在19歳。SNSで積極的な発信を行っているふたりに、セルフブランディングについて語ってもらいました!

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やりたいことは、日々更新されていく

――今日、おふたりははじめまして、なんですよね?

池田 そう。でもTwitterではフォローし合ってて。

ハヤカワ なんか去年出された本『@elaiza_ikd』に結構ビックリして、それで知ったところが大きいんですよね。あれってクラウドファンディング……?

池田 そうそう、クラウドファンディングで一からプロジェクト立ち上げて。

ハヤカワ 全部自分でやったんだよね?

池田 うん。提案とかは全部そう。でもいろんな大人のかたに助けてもらって、よりいいプロジェクトにするために内容を固めてから、3カ月という短期間でプロジェクトとして出して。

ハヤカワ そう、そういうところもやっぱスゴイと思ってて。モデルってクライアントからオファーがあって、っていうのがほとんどだと思うんだけど、それを自分でやるっていうのが、セルフブランディングとしてもおもしろいというか。

池田 事務所や企業からのオファーを待つには、自分があまりにも人間くさすぎたのかもしれない。もっと叫びたいし、自分のやりたいことを提案したくて。だから、私はこういう雑誌で、こういう立ち位置で勝負ができるっていうのを、自分なりに考えてみて、マネージャーに提案していったの。マネージャーもすごく協力的で、じゃあ一緒に編集部行ってみようとか、いろいろサポートしてくれて、今のセルフプロデュースっていうのに繋がってる。

ハヤカワ なんかこう、受け身な感じじゃなくて、自分から動いてるっていうのがスゴイよね。

池田 だって自分の人生じゃん? 待ってていいことが舞い込んでくるのならいいけど……モヤモヤしません?

ハヤカワ そう。みんなやりたいことはあっても、でも私じゃ……とか言ってやってなかったり、周りから言われたことだけやってたり……ほんともったいない。

池田 自分から提案しないのに、「本当はこれがやりたいのにできない」って言ってる人にモヤモヤしちゃう。私の場合、周りを見てみて、「素晴らしい人に囲まれてるから、提案するべきじゃないの?」って思えてきて、そうした、って感じ。そういう意味では、わがまま(笑)

ハヤカワ でもそのわがままさがあったからこそ、実現できたんだろうし、でき上がったモノもすごくしっかりしてるし、そこがステキだなって思う。

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――おふたりとも、自分のなかでやりたいことが明確にあるからこそ、その手段としてセルフブランディングをするということは、自然な流れだったのでしょうか?

ハヤカワ うん、そうするべきというより、やりたいからやるって感じ。なりたい自分や、それに向かっていく過程で、やりたいことってそのときによって違うし、もともと自分のなかでもイメージがあるから、やるしかないでしょ、みたいな面はすごく強いですね。

池田 やりたいことも日々更新されていくものだから……でもそれって、今しかない感性だって捉えたら、それは大切なものになる。そのときそのときで思ったことを書き出して、SNSに残しておいたら、誰かが見てくれていて、それがなにかのきっかけになるかもしれない。自分の内側にあるものを上手に引き出してあげるっていうのが、セルフプロデュースのひとつなのかも。

――普段からご自分の考えを、なにかに書き留めてるんですか?

池田 そう、私すごいメモ魔なんですよ(笑)

ハヤカワ 私も結構書き留めておかないと忘れがちで、そのときの感情や勢いで思いつくことが多いから、それをメモっておいて、それが後々、「あ、コレ今やるべきかもしれないな」って思ったり。そもそもブランドを立ち上げるきっかけもそうだったし。

池田 私もメモでちゃんと企画をまとめてなかったら、クラウドファンディングの話は完全に流れてましたね。日々蓄積されてるものがないと、動くべきときに、それすらできないから。

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自分を偽れるほど器用なんかじゃない

――おふたりが自意識を明確に持って、蓄積していこうと思ったのって、いつ頃ですか?

ハヤカワ たぶん中学の頃からです。当時漫画を書いてて、ネタとかいろいろ思い浮かぶんだけど、後から思い返そうとしたときに思い出せなくて、めっちゃ喪失感がありました。それからメモを取るようになって、それがだんだんモノや服にシフトしていったんです。

池田 全く一緒。エライザも小説とか、歌詞とかメロディとかも全部、メモしてた。もともとは、大人が喜ぶ発言をしなきゃとか、褒められることをしなきゃっていう意識が強くて。でもそれって成長してるかどうかっていうと……「ふつーになっていく」。普通になるための知識を増やしてるだけだなって思って、それがだんだん嫌になってきたんですね。で、ちょうどその頃にうちの事務所の副社長から「どんなに取り繕っても、バレるから」って言われて、あぁそっか、って思って開き直った。そうすると、素直な感性しか出てこないから、それを信じてやるようになって、自分を確立していった気がする。とはいえ、まだ19だもん。

ハヤカワ うん。19。

池田 だから確立されても日々更新されていくし。軸がブレるというよりは、1本の樹があって、年輪増やしながら縦に成長して、枝が増えていく感じ。より良くなっていく感覚というか。

――セルフブランディングという言葉自体は、ある種自分を偽って、自分をよく見せる、みたいなイメージもあるような気がするのですが。

池田 なんか正直、偽れるほど器用じゃないんですよね(笑)

ハヤカワ 確かに。私もエライザちゃんの話聞いてて思い出したんだけど、もともと根が真面目だから、小学校の頃とかすごい親のこと気にしちゃって、もっといい子でいなきゃ!とか。

池田 わかる!

ハヤカワ それこそ勉強していい点数取って……っていうのを続けてたんだけど、ある程度のところでボロが出てくるというか、本当の自分と差が出てきたときに、周りからの目が怖くて、いちいち落ち込んでた時期があって。でも開き直っちゃったのが、たぶん中2の頃なのかな。もっと自分を的確に伝えていくことや、自分の好きなところをもっと伸ばしていって、それを強みにしていくほうが、私自身ラクなのかなって思いはじめたのが発端だったと思います。

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自分の気持ちにもっと正直になっていいはず

――そのくらいの年代で、自分は誤解されてるって悩んでる人は多そうですよね。

池田 多いですよ。だって学生は、何年何組って30人位しかいない世界で奮闘してるから。でも、その学生をとがめても仕方がないじゃないですか。学校に行かなきゃいけない、外に出ろって言われても、その環境でやるしかない。そのなかで一生懸命試行錯誤して、出てきた感情に従うしかないなかで、やっぱり自分の本質的な部分が見えてきて、それまで作り上げてきたモラルみたいなものと食い違ってきて……さてどうしよう? みたいな。それがいわゆる反抗期なのかな。私が思うのは、「気づける」って強いことだと思う。気づけないまま環境が整っちゃって、なんとなく生きてしまうのは、私は嫌だ。だから、「モヤモヤ」に正直にならないといけないんだと思う。

――きっと一般的には、そういうものに気づかないまま、自分が何をしたいのかわからないとか、自分のあるべき姿について迷ってる方が多いのではないでしょうか。

ハヤカワ そうですね。講演会に出ても、一番多い質問が「今後どうすればいいですか?」とかで。でもたぶん考え方の違いで、きっとみんな、今後に繋がらないからムダだって思って、自分がやりたいと思ったことを、どこかで諦めちゃってるんですよね。でも、もし芸能人の誰々さんが好きなら、突き詰めていってマネージャーになればいいし、その人の写真撮れるようにカメラマンになるのもいいんじゃないかなって思う。もっと、自分を許してあげるっていうか……受け止めてあげてもいいんじゃないかな。

池田 自分の夢がわからない人は、「求めてない」んだと思う。求めてる人は、感性を研ぎ澄まして、自分は何が好きなのか、何を見てどう感じたとか……ふと湧き出るものを大切にして、その感情を愛して、自分の夢にしてる。なんかそういう、熱みたいなものが足りてないんじゃないかな。

ハヤカワ 結構、夢がある人とない人の違いって、モノに対して肯定的か批判的なところかなって思ってて。夢がある人って何に対してもまず、イイね!って言ってくれて、結構そこらへん敏感に反応してくれて、逆にそうじゃない人は、まずそこに気づかなかったりとか、悪いところにだけ突っ込んでくるところがあるような気がする。

池田 あとさ、知識って一転、固定概念になってしまいがちというか。あの人がこう言ってるから、これはダメなんだ、みたいな。私たちって、そういうものに囚われにくいのかも。いろんな現場で学んではいるけど……だからなんだ!? みたいな(笑)

ハヤカワ うんうん。周りはそうかもしれないけど、私はコレが好き! みたいな。

池田 ちょっとナマイキなんですよ(笑)

自分の気持ちに正直になり、自己を確立していくことがセルフブランディングに繋がるというふたり。中編ではふたりの意外な素顔が明らかに……!?

Interview/Text: 大矢 幸世
Photo: 神藤 剛

池田エライザ(19歳)

いけだえらいざ/モデル・女優。1996年、フィリピン生まれ、福岡県育ち。2009年『ニコラモデル・オーディション』にてグランプリを受賞し、同年9月から新潮社『ニコラ』専属モデル。2013年4月から小学館『CanCam』専属モデル。2014年10月にはクラウドファンディングで製作費を募ったファッションブック、小学館『@elaiza_ikd』を発売し話題となる。2015年9月公開映画『みんな!エスパーだよ!』ヒロイン平野美由紀役。

http://www.elaiza.com

ハヤカワ五味(19歳)

はやかわごみ/ファッションデザイナー 。1995年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科2年在学中。高校時代から創作活動を始め、大学生になって立ち上げた胸の小さな女性のためのランジェリーブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」は「品乳ブラ」として一躍有名に。2015年に株式会社ウツワを興し、代表取締役に就任。5月にはラフォーレ原宿にてポップアップショップを出店。 6月にはランジェリー付きのムック本、リンダパブリッシャーズ『feast Collection Book』を発売。

http://qreators.jp/qreator/hayakawagomi

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