QREATORS

週1はディズニーランドのベンチで仕事!? 仕事を楽しむコツってなに?

2015.7.30

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2回にわたり、自立して働く女子のリアルについて語っていただきました。
3回目は、人生における仕事やプライベートの位置づけ、楽しみながら仕事し続けるために必要なこととは?
3人のガールズトークもさらに白熱!

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「何にもない自分」に気づいちゃった

ーーみなさんの仕事観、人生における仕事の位置づけみたいなところを聞いてみたいです。

渡辺 いちばんの理想は、自分の趣味やプライベートを優先させることですね。私、15歳からずっと毎日ファミレスで仕事していて、その頃から今までずっと仕事中心の生活でプライベートがほとんどないんです。ファミレスの仕事も有給30日残して辞めたくらい(笑)
それこそ、この世界に入ってからも、自力で這い上がっていくしかないので、ずっと仕事していました。当然プライベートはないし、恋愛する時間もない。

川原 大変な世界ですよね〜。

渡辺 それで、ふと気づいて。自分はテレビに出てる以外の魅力が何もないな、と思ったんです。
特技もないし、資格もないし、な〜んにもないんですよ。それで、語学やピアノとか、漢検受けたり、いろいろやろうと思いましたね。お笑い芸人として以外で、なにか自分が誇れるものをつくりたいなって。いまはできるだけプライベートを重視して、仕事は2番目に置くようにしています

鎌田 私、直美さんのことを、芸人さんの枠にとらわれない方っていうイメージをもっていました。NYに留学に行かれてたり、自分のファッションも楽しんでたりするし。

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女子や子どもが歩ける道を作りたいんです

渡辺 確かに、芸人はこうじゃなきゃダメっていう固定概念は、すごい嫌ですね。女芸人は化粧しちゃだめとか、ヒール履いちゃだめとかって昔から暗黙の了解があるけど、そういうのがすごく嫌で。
だから、エクステつけたり、メイクして稽古に行ったりして。最初は、お客さんや周りにもすごい反感を買ってつらかったです。
でも、どうやって自分のやりたいこと、したい格好をしながら芸人を続けていくかって考えていましたね。

鎌田 ずっと、そういう固定概念を壊し続けている感じがします。

川原 やりたいことは、やったほうがいいですよね。
私は、小学校のとき太ってて色も黒かったけど、お姫さまが好きだから、フリフリのドレスを着て学校に行ってたんです。周りの女の子は笑ってたけど、絶対みんな「お姫さまになりたい」って思ってたはず。なのに、なんで何も表現しないんだろうって。そういう日本の雰囲気がすごい嫌でした。
だったら、女の子たちがもっとこれやりたいとか、お姫さまになりたいって言えるようなものづくり、環境づくりを私がしていこうと思ったんです。今もずっと試行錯誤しながら、壁にぶち当たりながらやってきています。
自分は、女の子やその奥にいる子どもたちの道をつくっていきたいので、仕事という気持ちではやってないです。いま、思っているのは時間が足りないっていうことですね。時間を大切にしながら、突き進むっていう気持ちでやっています。

渡辺 時間、ホント足りないですよね。

川原 1年が12カ月しかないってめちゃくちゃ短いって思うんですよね。時間を有効活用していけるようなスキルを、日々の経験から勉強していかないといけないって思います。
実は私、1週間に1回ディズニーランドに行っているんですよ(笑)。人と話すのはすごい好きなんですけど、自分の時間も楽しみしたいので、ひとりでディズニーランドのベンチに座って仕事してみたりとか。

渡辺 えーー!(笑)すごいね。

鎌田 はかどります?

川原 はかどります! 周りにいい刺激があるから、新しいアイデアがいっぱいでてきくるんです。ディズニーで仕事するの、おすすめですよ!!

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自分がハッピーになる方法を知る

鎌田 自分が何をやったら力がでるかを知っている人って、強いなって思う。
私も仕事とプライベートは、あまり分けてないですね。大学院での研究も、仕事も、遊びも、全部好きでやっていて全部が繋がっています。それができるのは、出会った人や環境にすごく恵まれているからだと思うんです。
でも、そうじゃない人もいる。「好きなことを仕事にしています」「仕事もプライベートもわけていないです」って全員が言えたら、超ハッピーだろうなって思うけど、「仕事は生きるため、お金を稼ぐためにやっています」っていう人でも、自分はどういうときにハッピーになれるのかとか、どうしたら元気を取り戻せるかって、知っておくのは大事だなって思います。

ーーつらくなったときの解消法ですか?

鎌田 そう。たとえば私は、中学まで田舎で育っているので、草とかに触るとすごい元気になるんですよ。
いま大学に一面芝生のエリアがあるので、朝から晩まで研究して死ぬほど疲れたときは、芝生に寝転がって5分くらい寝るんです。そうするとすごい元気になるんですよ。
疲れは解消しないとつぶれちゃいますよね。

川原 あと、なにかを実行するときって、横からいろんな人や意見が出てきて、スムーズに進まないことって多くて。それをつらい方向にもっていくか、突き抜けようとポジティブな力に転換するかは、自分次第ですよね。

渡辺 うん。突き抜けないとやっていけないですよね。とにかく、いろんな人がいて、足の引っ張り合いもあるわけじゃないですか。それをどうやって受け流して、明るくやっていくか(笑)
自分の発散できる場所やものを見つけるのも、ホント大事。私の場合、それが海外旅行。ちょっとでも時間があれば、海外に行って遊ぶっていうのが、いちばんのストレス発散法なんです。

鎌田 発散方法を知って、ちゃんと実行することが大事ですよね。自分を大切にしないと、誰もハッピーにできないし。

渡辺 ほんと、自分を大切にしないとダメ。体がまず大事。女子は、子宮とかおっぱいってマジで気をつけた方がいいから。若いうちでも子宮検査とか行ったほうがいいよ。
病気になったら、なんにもできない! だから、今は休みを無理やりでももらうようにしてますね。

鎌田 休みとらなくって、つぶれちゃうモデルの知り合いとかいっぱいいます。ご飯食べられなくなっちゃったりして。
最近女の子がバリバリ活躍できる時代になったけど、自分の体を大事にできるのは自分だけ。難しいかもしれないけど、休みをとるのが正義ぐらいに思っておかないと。

川原 私、休みって基本とれないんですけど、自分で休みを作っています。
そういうときは、打ち合わせを鎌倉とかにして、海辺で打ち合わせをして、海でちょっと遊んでから帰ろうとか。さっき言ったみたいにディズニーで仕事しようとか。

渡辺 それ、大切!

川原 私のまわりにクリエイティブチームの方々がいらっしゃるのですが、昨日は鎌倉で打ち合わせしに行ってきました。おもしろいところで打ち合わせしよう、っていつも考えてて。
たとえば、船でクルーズしながら打ち合わせとか。おもしろく仕事していこうっていうのがコンセプトです。

鎌田 仕事だから、まじめにやらなきゃっていうのは、やめたほうがいいですよね。

渡辺 絶対楽しまなきゃダメ。私はファミレスで働いてたとき、とにかく楽しいことしようとしていました。ピークでお客さんがいっぱいきたら、みんなで集中してやるけど、いないときは、踊ったり、歌ったり、ベルスター全部鳴らしたり、ヒップホップを爆音でかけたり(笑)

鎌田・川原 アハハハ(笑)。めっちゃ楽しそう。

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渡辺 とにかくみんなで、笑って楽しくやっていました。楽しいから仕事に早く行きたいって思えるような、その人にとっての居場所になったらいいなと思って。自分もただ真面目にやるのは嫌だったし。

鎌田 やることはちゃんとやるけど、それをいかに楽しむかっていうところですよね。

渡辺 そうそうそう。でもこれって、仕事をちゃんとわかっている人しかできないことですよね。それ真似して新人がふざけて遊んでも、お前違うから! みたいな(笑)

川原 ただおもしろくだったら、意味のないものになってしまうので。意味のある楽しみにするためには、結果を出しつつですよね。

Interview/Text: 橋村 望
Photo: 神藤 剛

渡辺直美

わたなべ・なおみ/1987年生まれ。テレビや雑誌などさまざまなメディアで活躍する女芸人。ディレクターを務めるファッションブランド「PUNYUS(プニュズ)」は、デザイン性と豊富なサイズ展開で、ファッション好きな女性やぽっちゃり女子を中心に人気を集める。

http://blogs.yahoo.co.jp/watanabenaomi_blog

鎌田安里紗

かまだ・ありさ/モデル。タレント。1992年、徳島県生まれ。高校進学と同時に単身上京。在学中にギャル雑誌『Ranzuki』でモデルデビュー。撮影などの活動を続けながら、2011年に慶應義塾大学・総合政策学部に現役合格。現在は同大学の大学院に進学、芸能活動も続けている。途上国の支援活動に関心が高く、自身のブログでも情報を発信。JICAの『なんとかしなきゃ!プロジェクト』のメンバーにも選出され、フェアトレード製品の制作やスタディ・ツアーの企画などを行っている。

http://qreators.jp/qreator/kamadaarisa

川原あやか

かわはら・あやか/お姫様プロデューサー。株式会社Amy and Princess代表取締役社長。1993年、福岡県出身。「女性にお姫様の時間を提案する」をコンセプトとし、事業展開を行う。実際に宇宙に飛び立つ「宇宙ウェディング」総指揮、「Princess Lunch」主催、「パジャコレ」企画。総観客動員数20,000人以上、お姫様パジャマブランド「Giselle」プロデュース、月2回の限定ウェディングプロデュース、ウェディングドレスの企画・デザイン・販売・レンタル、女性向け商品企画など実績多数。

http://qreators.jp/qreator/kawaharaayaka

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